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新型コロナの影響でおよそ1年ぶりの開催となったGO OUT CAMP vol.16。蔓延防止の観点から今回は参加人数を制限して行われ、例年とは違ってまったりと賑わう様子が伺えました。
今回もキャンプサイトにはおしゃれアウトドアなクルマが並び、それぞれのキャンプスタイルにアクセントと与えていました。そんな会場でキャッチした、キャンプなクルマを 厳選紹介! タフで好ルックスなクルマスタイルをご覧あれ。
レトロなルックスとスムースな走りで、旧車の中でも根強い人気を誇るVOLVOの240。「広めのラゲッジスペースが欲しくて240にしました」というオーナー。車載のためとはいえ現行のSUVから旧車というのは思い切った選択だが、一度は古いクルマを転がしてみたかったという想いは男なら共感できるはず。
「だからこそカスタムにはとことんこだわりました」と語る通り、サイドミラーやモールのメッキ化、ウッドのルーフキャリー、希少な純正コーナーポールなどでクラシカルに仕上げた。
商用バンとして長きにわたり日本の経済を下支えしてきたと言っても過言ではないトヨタのプロボックス。ワーゲンのタイプ3から乗り換えたというオーナー藤井さんは「商用車をアウトドア仕様にカスタムしてみたくて」と、キャンプ好きが興じて中古で購入した。
「4駆にしなかったのが悔やまれる」と語るが、ルールキャリアの装着と2インチアップの足元にはオーバーフェンダー、マッドタイヤやバンパーガードなどを装備し未舗装路対応型にアップデートしているのもニクいポイントだ。
以前はスズキのコンパクトSUV「イグニス」に乗っていたというオーナーは、ベルランゴの上級グレードであるシャインを購入。「キャンプにもよく行くし、子供が3人いるので」と3席分離の独立シート+スライドドアの利便性をベタ褒め。
「5人家族なので必然的に持っていくキャンプ道具も増えちゃって。このクルマは積載量確保の工夫が多くて助かります」と語るように、パノラミックルーフのセンターに設けられた棚や、リアシート足元の床下収納、ラッゲッジスペース上部には60リットルのボックスを装備するなど、どうぞレジャーに使ってくださいと言わんばかりの収納力だ。
外遊び好きも納得の、キャンプで使える軽自動車を多数輩出しているダイハツの軽クロスオーバー「タフト」。「新型ジムニーとかなり迷ったんですが、毎日クルマに乗るのもあり燃費の良さと荷室の広さでタフトに軍配が上がりました」と自分のライフスタイルに合ったクルマだという。
ルックスも女性ならではのこだわりが反映されており「2トーンにしたくて、ルーフキャリアやホイール、ドアノブなんかも白で統一しました」。タフトの武骨な道具感が緩和されレトロポップな印象に仕上がった。
Photo/Dai Yamamoto Repot &Text/Shoichi Yamada