アウトドアやお出かけ、旅行には欠かせないカメラ。でも、高価な精密機械なカメラは持ち運びに気を遣うのも事実。そこで欠かせないのが、カメラを守ってくれるカメラバッグだ。


そこで、タフで機能的、しかもルックスもイケてるカメラバッグを厳選! 今回は、登山、バックカントリー、旅などに最適な大型モデルや、プロユースの本格スペックを備えた機能美カメラバッグ11モデルをご紹介。


01. Nikon × MILLET(ニコン × ミレー)



Nikon×MILLET アイガーグレッチャー 33 ¥22000


カメラを知り尽くした「ニコン」のこだわりと、フランスのアルパインブランド「ミレー」の充実の機能性とがコラボしたカメラバッグ『アイガーグレッチャー 33』。


デジタル一眼レスカメラにレンズ2本、スピードライトや小物などの収納が可能で、広く大きな開口部から出し入れもしやすい。



メインルームとボトムルームの間にはジップ式の仕切りがあって、これを開閉することで1気室としても2気室としても使用することができる。


ミレーが登山用ザックで培った快適な背負い心地と高いフィッティング性能で、重い機材を収納しても肩や腰にかかる負担を軽減。登山はもちろん、街歩きの多い旅行にもおすすめのバッグになっている。


【SPEC】

サイズ:26×60×19cm

容量:約33リットル(インナーボックス無し、ポケット除く)/約28リットル(インナーボックス有り、ポケット除く)

重量:約1,800g(インナーボックス、レインカバー除く)/インナーボックス…約310g/レインカバー…約120g

素材:

オックスフォードナイロン 630D(中央部、底部)

オックスフォードナイロン 420HD(上記以外の箇所)


https://shop.nikon-image.com/front/ProductPSP00553


 


02. BURTON(バートン)



Burton「F-Stop 28L Camera Backpack」¥35200


スノーボードブランド「バートン」もカメラバックを手掛けている。バートンが“持ち運び可能なスタジオ”と謳う『エフストップ 28L カメラバックパック』は、チームフォトグラファーが手掛け、実際にプロのスノーボードフォトグラファーが使っているバックパック。



雪山でのハイクも想定しているので、パッド付きのウェストベルトをしっかりと閉めて体に密着させると、肩だけでなく背中やウエストにも重さが分散され、移動中の負担が軽減。直感を重視したデザインで、記録メディアや電池パックもスピーディに出し入れ出来る。


【SPEC】

サイズ:65×31×19cm

容量:28L

素材:500D CorduraナイロンリップストップとPUの裏地/500Dターポリン


■バートン https://www.burton.com/jp/ja/p/burton-fstop-28l-camera-backpack/W21JP-110301.html


 


 


03. THULE(スーリー)



THULE「EnRoute Camera Backpack」¥19800


バックパックに定評があるスウェーデン生まれのブランド「スーリー」の『アンルート カメラバックパック』は、カメラバッグらしくないカジュアルなデザインで、デイリーにも使える多目的バックパック。


保護用カメラポッドには、レンズ付きミラーレスカメラ+アクセサリー、またはレンズ付きフルサイズ一眼レフカメラ1台の収納が可能。このカメラ収納ポッドは取り外しが可能で、バックパック本体のみをリュックとして使うこともできる。



移動中でもサイドジッパーエントリーからカメラ機材をさっと出し入れできるので、ふとしたシャッターチャンスも逃さない。また、裏地がバッグ内でアイテムを見つけやすい蛍光色になっている点も気が利いている。


【SPEC】

サイズ:30×20×50cm

容量:25L

重量:1.8 kg

素材:ナイロン


■スーリー https://www.thule.com/ja-jp/backpacks/camera-backpacks-bags/thule-enroute-camera-backpack-_-3203905


 


04. CHROME(クローム)



CHROME「NIKO CAMERA BACKPACK」¥25300


メッセンジャーバッグがブランドのルーツである「クローム」。そのラインナップのなかでも都市を撮影するフォトグラファーが愛用するNIKOカメラバッグシリーズのバックパックが『ニコ カメラ バックパック』。



バッグ内部には、カメラ、レンズ、タブレット、ノートPCなどを収納でき、取り外し可能なモジュールデバイダーでカスタマイズが可能。三脚など大きめの荷物に対応するストラップを備えている。


三脚はサイドに固定するタイプのバッグが多いが、このバッグは正面に固定できるので長時間歩いていても疲れにくいのも好ポイント。


【SPEC】

サイズ:H50×W25×D18cm

容量:約23L

素材:1,050デニール ナイロン


■クローム https://www.chromeindustries.jp/collections/camera-bags/products/niko-camera-backpack


 


 


05. LAMDA(ラムダ)



LAMDA「あづみ野」 ¥24200


山と写真を愛する社長が手がけるメイドインジャパンブランド「ラムダ」は、クラシカルな登山ザック型のカメラザックを数多くリリースしている。


そんなラムダの新型『あづみ野』は、軽量で背負いやすく、カジュアルな雰囲気で旅行などに最適なカメラバッグ。


内部は折りたたみ式の仕切り板で上下2気室に分けられ、仕切りが不要のときは背面側に折りためば1気室になる。



背面ポケットと本体内部にはA4サイズのガイドブックなどを収納可能。背面には5mm厚のハニカム構造メッシュ素材を採用していて、背中が蒸れにくくなっている。


【SPEC】

サイズ:43×32×15cm

容量:15L

重量:900g

素材:高強力ナイロン


 


 


 


06. Lowepro(ロープロ)



Lowepro「プロタクティック BP450AW II バックパック」¥35939


創設者のグレッグ・ロウが世界中を旅した経験をもとに立ち上げたカメラバッグブランド「ロウプロ」。『プロタクティック BP450AW II バックパック』は、耐衝撃性に優れたフォームシェルを使用したバックパック。


レンズ付きの一眼レフカメラ1台と予備のレンズ付き一眼レフカメラ1台などを収納可能で、上部、両側面、背面の4方向から素早くアクセス可能で使い勝手が良いのが特徴。



また、ウェストベルトには、スリップロックループを備えているので、付属のアクセサリーなどを自由に取り付けてユーティリティベルトとして使うことが可能。レンズ付き一眼レフカメラ1台と予備のカメラ1台を収納可能。レインカバーも付属している。


【SPEC】

サイズ:36×22×52cm

重量:2.84 kg

容量:25L


■ロウプロ https://www.lowepro.com/jp-ja/protactic-bp-450-aw-ii-black-lp37177-pww/


 


07. mont-bell(モンベル)



mont-bell「フォトウォーカーパック 35」¥17380


モンベルの「フォトウォーカーパック 35」は、素早く出し入れしたいカメラ機材と、汚れやすいトレッキングアイテムを分けて収納できる2気室仕様の軽量パック。


カメラを収納する上部気室の容量は20Lで、別売りのプロテクションインナーバッグシリーズを収納可能。中型一眼レフカメラに加えて、レンズ2~3本を収納できる。本体中央には三脚ホルダーも搭載している。


下部気室には、山小屋泊に対応する荷物を収納可能。それぞれの荷室に個別にアクセスできるジッパーがあるので、荷物の出し入れはスムーズだ。


【SPEC】

サイズ:H61×W34×D16cm

重量:1.30kg

素材:330デニール・ナイロン・リップストップ(ウレタン・コーティング)/210デニール・ナイロン・ダブルリップストップ(ウレタン・コーティング)


■モンベル https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1123846


 


08. Foxfire(フォックスファイヤー)



Foxfire「Photrek Durarage 32」¥27500


自然の中で活動する写真家のためのギアやアパレルも充実しているアウトドアブランド「フォックスファイヤー」のカメラザック『フォトレック デュラレージ32』。


特徴は、背面パネルが大きく開口して素早く機材へアクセスできること。オープンする際に背面が地面に触れないので、濡れたり汚れたりせず、背負ったときに不快になることもない。



機材収納用インナーケースには、カメラ+レンズと交換レンズ3本を効率よく収納可能。また、機材だけでラゲージスペースがいっぱいになってしまうカメラザックが多い中、このバックパックは機材収納用インナーケースを好きな位置に移動、固定して、それ以外の部分に着替えや食料、レイウエアなどのギアを収納できるようになっている。


※人気につき売り切れとなっているが、近日中に再入荷予定となっている。


【SPEC】

サイズ:H58×W34×D18cm

容量:約32L

重量:1580g

素材:210Dダブルリップストップ両面PUコート(ナイロン100%)/裏地:オックス(ナイロン100%)


■フォックスファイヤー https://www.foxfire.jp/durarage32/


 


09. Incase(インケース)



Incase「DSLR Pro Pack」¥28600


クリエイターの要望に沿ったバックパックを世に送り出しているブランド「インケース」の『DSLRプロパック』は、プロカメラマンのアドバイスを体現したカメラバッグパック。



大容量のメイン収納には、レンズを装着したままの一眼レフと、最大4個までレンズとストロボを収納できるスペースを搭載。仕切りは、自由に調節可能で、仕切りを取り外してしまえば毎日使える通常のバックパックになる。


サブコンパートメントには、16インチまでのノートブックパソコンの収納が可能。側面のナイロンベルトで三脚を固定して持ち運ぶことができる。


【SPEC】

サイズ:H51×W30×D23cm

重さ:約0.8kg

素材:840デニールナイロン


■インケース https://incasejapan.com/?pid=118274410


 


 


10. HAZARD4(ハザード4)



HAZARD4「Photo-Recon – tactical optics sling pack」¥29260


カメラマンにも支持されているミリタリーブランド「ハザード4」の『フォトリーコン -タクティカル オプティックス スリングパック』は、ボディバッグタイプのカメラバッグ。



バッグは縦長の形状になっていて、ショルダーストラップを斜め掛けして体に固定する。ショルダーストラップを外すことなく、バッグ本体を背中から胸へと回転させることで、非常にスピーディに荷物の出し入れが可能だ。

内側の仕切り板はバッド入りで、カスタマイズ可能。仕切り板を外せば、望遠レンズも収納できる。サイドには三脚用コンプレッションストラップも搭載している。


【SPEC】

サイズ:H52×W21×D18cm

素材:Invista Cordura 1000D


■ハザード4 https://hazard4.jp/h4-evc-prc/


 


11. douchebags(ドゥーシュバッグス)



douchebags「The CIA」¥12100/「The Backpack」 ¥26400


ノルウェー発のトラベルバッグブランド「ドゥーシュバッグス」のタフなカメラバッグ。ハンドルがついているので単体で持ち運ぶことも可能だが、「ザ バックパック」など、別売りのバックパックと組み合わせることで、フッキングして外側に取り付けたり、内部に収納したりすることもできる。



外付けにすれば、カメラと着替えなどを一緒に気軽に持ち運ぶことができ、また、中に入れればそのまま大きなカメラバッグとして活用できる。

2つの取り外し可能な仕切りを活用することで、カスタマイズして使うことができる。


【SPEC】

サイズ:26×26×12cm

重量:0.37kg

素材:ポリエステル


■ドゥーシュバッグス https://peakperformanceonline.jp/item/DB0000268.html


 


各ブランド、細部にまでこだわりが満載!


今回は都市をめぐる旅からアウトドアシーンまで、さまざまなシーンでカメラを守ってくれる大型カメラバッグ11アイテムをセレクト。重い機材を体に負担なく運べるバッグから、シャッターチャンスを逃さない機能性満載のバッグまで紹介した。


この記事だけでは紹介しきれないくらい、それぞれブランドが細部にまで工夫を凝らしているので、自分にピッタリなバッグを探してみてはいかがだろうか。


Text/Shinya Miura


情報提供元: GO OUT
記事名:「 タフでイケてる大型カメラバッグ11選。街から山まで使える高スペックモデルを厳選!