フォード・ブロンコが四半世紀ぶりに復活！初の4ドアモデルも。

1966年の発売から1996年の生産終了までSUVのパイオニア的存在として人気を集めたフォード・ブロンコが四半世紀ぶりに復活する。米フォードが現地時間7月13日に発表した。従来の2ドアモデルのほか、初めての4ドアモデルも登場する。

フォードの新フラッグシップとなる2021年型ブロンコ（写真左）。初代ブロンコ（写真右）を彷彿とさせるスクエアなボディーに丸目というクラシックな雰囲気を残しつつ、最新のデザインに仕上がっている。

新型ブロンコは、4人乗りの2ドア仕様と5人乗りの4ドア仕様をラインナップ。ルーフやドアを全て外してフルオープンスタイルにできる斬新な構造になっているのが大きな特徴。

2ドアモデルのルーフは3セクション構造（前半左側、前半右側、後半）、4ドアは4セクション構造（前半左右、センター、後半）となっているので、様々なスタイルを楽しむことができる。

もちろんオフロード性能は健在で、クラス最高の11.6インチ（約30cm）の地上高を誇り、最大29度のブレークオーバーアングル、37.2度のデパーチャーアングル、さらに、最大33.5インチ（約85cm）とクラス最高のウォーターフォーディング（河渡り）機能を備えている。

エンジンは、最高出力270hp、最大トルク42.9kg-mを発生する2.3L EcoBoost直4ターボと、最高出力310hp、最大トルク55.3kg-mを発生する2.7L V6ツインターボの2種類が用意されている。

インパネは初代モデルにインスパイアされたデザイン。色や素材はアウトドアギアからインスピレーションを得ていて、インテリアの素材もタフで洗いやすいものが採用されている。また、200種類以上の豊富なアクセサリーパーツがラインアップされていて、自分好みに仕上げることが可能だ。

新型ブロンコは、2021年初頭に生産スタート、春には北米での発売を予定。北米価格は、29995ドル（約321万円／1ドル＝107円で計算）～という設定になっている。

情報提供元： GO OUT

フォード・ブロンコが四半世紀ぶりに復活！ 初の4ドアモデルも。