注目のレイヤリングシステムを取り入れた必見アウター。


現代アメリカ軍のミルスペックをどのように落とし込めば、都市生活のなかで有意義かつ快適に活用できるかを追及している新鋭ブランドMOUT RECON TAILOR(マウト リーコン テーラー)。3シーズン目となる今季も、機能的かつスタイリッシュなアイテムで溢れている。



mout-19aw-002(c change Recon Hardshell Jacket)     ¥95000


まず、創設150周年を迎えたスイスの老舗ハイテク素材メーカーSchoeller社の、特殊高性能ファブリックSchoeller C_Change®を採用したハードシェル。外気温や湿度、体温レベルなどの変化に応じて、自動的に最適な状態にアップデートする驚きのギミックを有している。


表面には特殊な撥水処理NanoSphere®を施し、通気は保ちつつ耐摩耗性や撥水防汚性まで向上。高温多湿から氷点下まで、シチュエーション問わず体を守る仕様に。胸元の大きなポケットはベンチレーションとしても機能。自分好みの温度に調節可能だ。


ECWCSシステムを取り入れており、後述のフリースがインナーに取り付けられる。

そして、昨年GOOUTWEBで特集した米軍採用のレイヤリングシステム、ECWCS(エクワックス)も導入。同コレクションのmout-19aw-004(Recon Hight Loft Hoodie)をインナーとして装着できる設計になっている。このハイロフトフーディもかなり秀逸。



mout-19aw-004(Recon Hight Loft Hoodie)     ¥55000


従来のECWCSフリースジャケット以上に軽量&コンパクトで、長い毛足は肌触りだって上々。さすがPolartec社のサーマルプロハイロフトといったところだ。胸ポケットやショルダー、袖には優れた通気性とストレッチ性、防水透湿性を持つPolartec neo shellが。




驚きの機能を秘めた小物たち。



mout-014(Neck Warmer)     ¥12000


内側のファーフリースによって、肌触りの良さと保温性を確保したネックウォーマーは、丈夫なコーデュラコンバットウール糸でメイク。パラコードの長さを調整するストッパーにはITW Nexus GTSP Cordloc、コードエンドにITW GTZP CORD ENDを採用し、両者の調整でニットキャップにも。



mout-018(Knit gloves)     ¥9500


ネックウォーマーと同素材のグローブも。ニットグローブでコーデュラ社の試験に合格した世界初のモデルであり、引き裂きや摩耗に対して圧倒的な強さを誇る。ファーフリース裏地なので暖かく、快適さだってバツグン。親指が動かしやすい立体的編みなのもポイントだ。



mout-031(Photochromic Folding Sunglasses)     ¥55000


サングラスは福井県に本社を置く、opt duo inc(オプトデュオ)とのダブルネーム。鯖江市の職人が手がける繊細なホールディングタイプで、日本人にフィットするよう思考錯誤した渾身作である。フランスの大手眼鏡会社エシロール・インターナショナルと、日本のニコンが作ったレンズも注目。


紫外線の有無によってレンズカラーが変わる最新レンズを装着。

合弁会社ニコン・エシロールによって誕生したフォトクロミックレンズは、レンズカラーを自動的に調節する。紫外線を受けると濃くなり、UVがない環境ではクリアに戻るのだ。非常に高感度だから、アウトドアでも役立つシーンは多いだろう。


いずれのアイテムもアメリカ政府に供給しているメーカーのパーツを使用し、従来のミリタリー系アパレルとは一線を画す仕上がり。シリアスかつ高い機能性は、様々な環境で頼れるはず。当然、フィールドでだって満足できる威力を発揮してくれるぞ。




(問)グランデッド http://itonam.com/


情報提供元: GO OUT
記事名:「 高性能アウターとECWCSライナーの合わせワザ光る。氷点下対応JKTに注目!