姿勢を正しく保つために重要な役割を果たすのが腸腰筋と呼ばれるインナーマッスルです。この腸腰筋の筋トレは、立ったままの姿勢で実践可能。ちょっとしたすきま時間にインナーマッスルは鍛えられるのです。さっそく、立ったままできる腸腰筋の筋トレのやり方を紹介しましょう。



腸腰筋の筋トレを立ったまま行う


腸腰筋は下腹部の深部にあるインナーマッスル。おもに前方に足を振り出す働きがあり、歩行や走行などに使われます。また、腸腰筋の柔軟性が低いと骨盤が引っ張られて、腰痛の元にもなるのです。


そんな腸腰筋の筋トレを立ったまま行う方法を紹介しましょう。腸腰筋を筋トレするにはまずは正しい姿勢をらなければなりません。左右の腰骨の出っ張りに手の平の付け根をつけ、恥骨に中指の先を当てます。


この状態で、親指と人差し指で三角形を作ってください。この三角形が骨盤トライアングル。この骨盤トライアングルが地面と垂直になるように、骨盤の前傾・後傾を正しい角度にして、正しい姿勢をとります。


腸腰筋の筋トレをすきま時間に実践


正しい姿勢がとれたら、右足を前方に地面から少し上げて静止。右足の足首で円を描くように、付け根から右足全体を動かすのです。右前方あたりで円を描くようにします。


骨盤トライアングルを作っている手は、慣れてきたら外してもOK。両手がフリーになれば、電車のつり革につかまってもできるようになります。腸腰筋の筋トレをちょっとしたすきま時間に実践しましょう。


この腸腰筋の筋トレは、1日に左右それぞれ6回ずつ回すようにしてください。通勤や移動中に何かの列に並んだときなど、ちょっとしたすきま時間にちょい足しでインナーマッスルが強化できるのです。


情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 腸腰筋の筋トレをちょっとしたすきま時間に実践