- 週間ランキング
つま先を正面に向けて足を揃えて立ったとき、ひざとひざの間にすき間がある状態を「O脚」と呼びます。基準として、ひざの間のすき間が指3本分以上、長さでいえば5cm以上空いているとO脚です。
この状態を長い期間続けていると、つま先を外側に開くために働く深層外旋六筋などが短くなって柔軟性を失ってしまいます。深層外旋六筋は、股関節を凱旋させるインナーマッスルのことです。
このためO脚を矯正するためには、股関節を内旋させて深層外旋六筋をストレッチすることが必要になります。そのO脚矯正ストレッチこそ、腰痛などを解消する梨状筋ストレッチです。なお、梨状筋は深層外旋六筋の1つになります。
O脚の矯正に効果的な梨状筋ストレッチの方法です。まず床に座って手を後方に置いて、足を肩幅より大きく開いてひざを曲げます。
この姿勢から上半身は固定したまま、右足のひざを内側に入れて床に近づけるのです。お尻と股関節が気持ちよく伸びる位置で10秒間キープ。左脚も同じように行います。
O脚の矯正ストレッチは何度やってもかまいません。オフィスなどでは難しい動きなので、家にいるときに行うとよいでしょう。ただし、ひざに痛みを感じる場合は行わないでください。
■「梨状筋ストレッチ」おすすめ記事
梨状筋ストレッチは両足を「ハ」の字にして座る
梨状筋ストレッチでお尻のコリをとって腰痛解消
梨状筋を伸ばすストレッチで坐骨神経痛が改善
梨状筋ストレッチがダイエットに効果的な理由
梨状筋ストレッチは弛緩と緊張で刺激を与える
■「梨状筋」おすすめ記事
坐骨神経痛の原因はお尻の梨状筋かもしれない
坐骨神経痛のツボ!梨状筋をボールでほぐす
■「ストレッチ」おすすめ記事
腸腰筋ストレッチでぽっこりお腹を即効解消!
腸腰筋ストレッチは骨盤が回転したら意味がない
新事実!筋トレ前のストレッチで効果が半減
【関連リンク】
ぽっこりお腹の原因「内臓下垂」を解消する筋トレ
超回復が嘘なのは前提が間違っているから
筋肉痛は超回復のチャンス!でも過労には注意
吉川メソッドのV字腹筋でバキバキに割れた
体脂肪を減らすには3つの栄養素が不可欠だった