食べないダイエットが原因で腸下垂がおきる!?

ウェストがシェイプされたボディはみんなの憧れ。ただし、ただ細くなればよいからといって、無理なダイエットや間違ったダイエット法に走った結果、健康を損ねてしまうことも少なくありません。とくに、食べないダイエットは腸下垂で便秘を引き起こしかねないので要注意です。

食べないダイエットで胃下垂が発生

食べないダイエットは便秘を引き起こします。1日3食をきちんと摂らず、しかも1回の食事量を減らしてしまうと、当然のことながら便の量が減少。食べなければ便も出ません。

この便秘が続くと、腸内には悪玉菌が一気に優勢になります。腸内で有害な物質が発生してそれが体中に運ばれていくと、肌荒れや頭痛がおこるようになるのです。

さらに食べないダイエットは内臓脂肪の急減を招きます。急激に内臓脂肪が減ってしまうと、腹部の臓器の位置が保持できなくなることに…。ここにインナーマッスルの衰えが加わると、胃の位置が下がって胃下垂が発生します。

下がった胃は腸にも影響。胃に押されて横行結腸が垂れ下がるようになります。加えてS字結腸も垂れ下がって、腸下垂が発生するのです。

腸下垂によって腸内のカーブが増えると、便が通過しにくくなります。送り出されるのに時間がかかるようになった便は、腸内で水分を吸収されすぎてますます排便を困難にするのです。こうして便秘が引き起こされます。

このように、食べないダイエットは便秘につながる可能性が大。単純に食べる量を減らせばよいというわけではありません。インナーマッスルを鍛えたりしながら消費カロリーを増やすことで、ダイエットするのがオススメです。

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情報提供元：インナーマッスル