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「ドローイン」とは英語で「息を吸う・引っ込める」という意味になります。お腹を大きく引っ込めるたった30秒のエクササイズだけで、激しい運動ナシで下腹部がへこむのがドローイン効果です。呼吸するだけでやせられる、ドローイン効果を詳しく見ていきましょう。
ドローインでお腹を引っ込める動きを行うと、腹筋インナーマッスルの1つである腹横筋が鍛えられます。腹横筋はウエストのくびれを作る筋肉なので、鍛えることでウエストのシェイプアップ効果が期待できます。
また、ドローインは胸式呼吸に近い呼吸法。ヨガなどで多用される腹式呼吸よりも、胸式呼吸は交感神経を活性化します。交感神経は血管の収縮などを促すため、より高いダイエット効果が期待できるのです。
さらに腹横筋を強化することで体幹が安定。腰への負担を軽減することもできます。そのため、ドローインの効果はお腹まわりの引き締めだけでなく、腰痛改善にも効果が期待できるのです。
それでは、効果的なドローインの方法です。立った状態でも仰向けに寝た状態でもOKですが、慣れないうちは仰向けで行うとよいでしょう。仰向けの場合は足を骨盤の幅程度に広げ、膝を90度に曲げて行います。
まず背筋を伸ばして胸を張り、息を大きくゆっくり吸い込みます。このとき、お腹はへこませたままです。お腹を手に当てて、へこんでいることを確認。そのまま、胸を膨らませてたくさん息を吸い込むのです。
息を吸いきったら、今度はゆっくり吐いていきます。このとき、さらにお腹をへこませるのがドローインのポイント。漠然とへこませるのではなく、常に力を入れるようにすると、ドローイン効果がアップします。
この呼吸を30秒まで続けられるようにトレーニング。そうしたら「ドローイン30秒+休憩30秒」を交互に行ってください。これを1日10回ほど行えば、ダイエット効果が必ず現れるはずです。
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