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初心者ランナーの持久力アップにおすすめな練習法が「LSDトレーニング」です。LSDは「ロング・スロー・ディスタンス」の略。ジョギングのように息が上がらない快適な一定ペースを守って、ゆっくり長く走るトレーニングです。このLSDトレーニングに全力走を挟むとさらに持久力がアップします。
ただ長い距離をゆっくり走るだけのLSDトレーニングは一見、楽チンに見えますがその効果は確かなもの。血液循環を促す働きがあって、筋肉の隅々まで酸素を行き渡らせせて体脂肪燃焼を効率化します。
とはいえ、ひたすらLSDトレーニングを繰り返しても、ある一定以上の持久力アップは望めません。LSDトレーニングの合間に、全力走を挟むと効果的に持久力を伸ばすことができるのです。
持久力アップには脂質代謝の能力アップがカギを握ります。というのも、エネルギー減としては脂質は糖よりも圧倒的に莫大な量が体に貯蔵されているからです。脂質をうまく使える体質になることが持久力アップにつながります。
ここで全力走を行うと、エネルギー源としておもに使われるのは糖で、脂質の割合は高くありません。しかし、そのままLSDトレーニングを行えば、糖が少ない状態のため脂質代謝のスイッチがオンされるのです。
この糖が少ない状態でLSDトレーニングを行って脂質代謝のスイッチを入れることを繰り返すことこそが、持久力アップにつながります。脂質代謝が高まって、莫大なエネルギー源である脂質をうまく使える体質になるのです。
また、LSDトレーニングの合間の全力走によってアドレナリンや成長ホルモンが分泌。脂肪分解が促されて、脂質が効率よくエネルギーとして使われます。すなわち、脂肪燃焼にも効果的なのでした。
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