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お腹のインナーマッスルには正しい内臓の位置を保持する働きがあります。このため、インナーマッスルが弱ってくると内臓の位置が下垂。内臓群が骨盤に溜まって、ぽっこりお腹の原因となります。ぽっこりお腹の解消には内臓の位置を元に戻すことが重要。そのためのインナーマッスルの鍛え方を紹介します。
内臓の位置を元に戻す、オフィスのイスですぐにできるインナーマッスルの鍛え方を紹介しましょう。ポイントはハンカチを太もものあいだに挟んで行うこと。加えて、お尻の穴を締めるようにすることです。
具体的なインナーマッスルの鍛え方は、まずイスに座ったら太もものあいだにハンカチを挟みます。大きく息を吸い、続いてゆっくり息を吐きながらお腹を引っ込めてください。
ここで、太もものハンカチをきつく挟み込むように力を入れて、そのまま5秒間キープ。同時に、お尻の穴を締めるように力を入れるのです。太ももとお尻を意識することが、効果的なインナーマッスルの鍛え方につながります。
内臓の位置を元に戻すためには1日3セットが目安。このインナーマッスルの鍛え方は、やってすぐにウエストが細くなる即効性が魅力です。ただし、これは体脂肪が少なくなったわけではありません。内臓の位置を元に戻しただけです。
また、こうしたインナーマッスルの鍛え方は、ふだん行わないような筋肉の動かし方。このとき、筋肉からマイオカインという、体によいことをしてくれるいろいろな物質が出ています。
骨格筋の収縮によってマイオカインを出すと、脂肪の分解が促進されたり、血糖値が改善したり、血圧がよくなったりといった、体によいことをたくさんおこるのです。内臓の位置を元に戻す以外にもさまざまな効果が期待できます。
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