日本呼吸器学会によれば、体によいといわれる呼吸の回数は1分間に12~20回。それには1回の呼吸にしっかりと3~5秒の時間をかける深い呼吸をすることが必要になります。ふだんの呼吸が3秒以下という人は要注意。浅い呼吸になっています。そして、呼吸が浅いと健康や美容に悪い影響を与えるのです。



呼吸が浅いと免疫力が低下する


呼吸が浅いと百害あって一利なし。呼吸が浅いと、お肌にトラブルが発生して見た目が老けたり、運動をしなくてもなかなか痩せにくい体質になったり、さらに免疫力が低下して病気がちの体になるのです。


そもそも私たちの人間の体は、脳も心臓も筋肉も内臓もすべて、酸素を使ってエネルギーを作って動いています。ここで呼吸が浅いと、慢性的なエネルギー不足となってすべての動作に悪影響を与えるのは明らかです。


逆に、深い呼吸をすれば、それだけたくさんの酸素を取り入れることができるということ。新陳代謝が上がるため、痩せやすい体になるのです。加えて、どんどん新しい皮膚ができて肌が艶やかになります。


呼吸が浅い原因はデジタル機器


内臓が活発に働けば免疫力が上がるため、病気になりにくい体になるのです。さらに、身体のすみずみまで酸素が行くと筋肉の疲労の回復がどんどん早くなります。肩こりや冷え性もよくなる可能性があるのです。呼吸は浅いより深いに越したことはありません。


なお、現代人の呼吸が浅いのは、スマホなどのデジタル機器も原因の1つ。たとえばニュースなどの情報を得るにしても、以前は腕を広げて新聞を読んでいだりしたもの。自然と胸が広がって、深い呼吸が行われていました。


それがいまや、ニュースの情報源の多くはスマホ。多くの人がスマホの小さな画面を見るために前かがみの姿勢になっています。すると猫背や巻き肩になって胸が縮まり、自然と浅い呼吸になっているのです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 呼吸が浅いかどうかの目安は「3秒以下」だった