たとえば、太もも裏の筋肉が硬いと骨盤が後ろに引っ張られてしまって、猫背になってしまいます。また、体が硬いときれいなよい姿勢がとれません。すると足が前に出ないために歩幅が狭くなります。結果的に転びやすくなるのです。ふだんから体を柔らかくするストレッチを心がけましょう。



体を柔らかくするストレッチの間違い


若いうちから大きく体を動かして、筋肉を柔らかくすることはとても大切です。その意味で、体を柔らかくするストレッチとしてラジオ体操はとても効果的。しかし、間違ったやり方をしていると効果が出ないこともあります。


ラジオ体操でとくに大切なことは、背骨まわりをよく動かすことです。背骨は動かさないと硬くなります。ふだんから猫背気味の姿勢でいると、背骨が伸ばせなくなってしまう可能性があるのです。


ラジオ体操でよく見る間違いが、身体を前後に倒す運動で前屈はできても、後屈のときに背中を反らさずにひざを曲げて腰が前に行ってしまう姿勢。背骨を反らすことができない人にありがちな姿勢なのです。


体を柔らかくするストレッチで反らす


背中は意識しないと、1日に1回も反らすことがない部位。体を柔らかくするストレッチとして、ラジオ体操では背骨を後ろに反らす運動をしっかりていねいに行うことが大切なのです。


ここで、ラジオ体操並みに効果のある体を柔らかくするストレッチを紹介しましょう。1日3回やれば猫背を防げます。まず両手を上げて組んで、グーッと伸びをしてください。伸びをするとものすごく背骨が反らすことができます。


そして、伸びをしてから後ろに倒すのです。胸から腰までしっかり背骨を反らすことができます。この体を柔らかくするストレッチは転倒しないように、背もたれ付きのイスに座って行うとよいでしょう。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 体を柔らかくするストレッチは背骨まわりが大切