脊柱起立筋は首の下あたりから骨盤をつなぐように背骨に沿ってついているインナーマッスル群。体の軸を作るときに欠かせない重要な筋肉です。柔軟でバランスのよい体幹を獲得するためには、脊柱起立筋のストレッチは欠かせません。とくに腰の部分の脊柱起立筋をストレッチする方法を紹介しましょう。



脊柱起立筋ストレッチは効果は同じ


脊柱起立筋は、背骨の両側にある首からお尻にかけて長く走っているインナーマッスルです。たくさんの筋肉が集まっていて、首の部分、背中の部分、腰の部分などに分けることが可能。ここでは、腰の部分の脊柱起立筋がターゲットです。


脊柱起立筋のストレッチには、ひねる方法と前屈する方法の2通りがあります。どちらも効果は同じなので、やりやすいポーズを探してください。


脊柱起立筋をひねるストレッチは、仰向けに寝た状態で片方のひざを曲げて足をひねるポーズが基本です。左ひざを曲げたら、右手を太ももにかけて、肩が上がらないように注意しながら腰を右側にひねります。ポイントは両肩を床に着けておくこと。さらに、曲げたひざを床に付けるようにすることです。


脊柱起立筋をダイナミックストレッチ


脊柱起立筋を前屈するストレッチは、あぐらをかくように座って行います。床に座ってひざを90度に曲げて足の裏を付けてください。そして、足先を持って前屈するのです。


脊柱起立筋を前屈させるストレッチのポイントは2つ。1つは、できるだけ背中を丸めること。もう1つは、ひざの角度を90度に維持することです。ひざを90度以上に曲げすぎて前屈すると、内転筋を伸ばすポーズになってしまいます。


これ以外にも、脊柱起立筋をダイナミックストレッチするやり方もあります。仰向けに寝てひざを抱えたまま、反動をつけて体を前後に揺らすだけと簡単。しっかりひざを抱えて、できるだけ背中を丸くすることがポイントです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 脊柱起立筋ストレッチはひねる派?前屈する派?