バランスボールで体幹を鍛える正しい姿勢とは？

バランスボールは、スポーツジムに出かけたり屋外を走ったりしなくても、家に居ながらにしてトレーニングできるのが魅力。椅子代わりにして座るだけでも、体幹を鍛えることができます。そこで、バランスボールで体幹を鍛えるときの正しい姿勢など、トレーニングの注意点を見ていきましょう。

バランスボールでの正しい姿勢

バランスボールを椅子代わりに座るだけで体幹を鍛えるには、正しい姿勢をとらなければなりません。じつは、正しい姿勢をとるのは意外に難しいもの。気をつけないとどちらかのお尻に加重がかかったり、片方の肩が下がったりするのです。

バランスボールで体幹を鍛えるときの正しい姿勢のチェックポイントは、左右の肩と骨盤のラインが床と並行になること。ひざとつま先は正面を向くようにします。横からはバランスボールの中心と骨盤、肩、耳が一直線かを確認してください。

体には多少のゆがみが誰でもあるもの。バランスボールを椅子代わりに座ることで、そのバランスを調整することが可能。また、バランスボールに正しい姿勢で座ることで、腹筋や背筋などの体幹が左右差なく鍛えられます。

正しい姿勢ができたら、バランスボールで体幹を鍛える「前後・左右・回旋」の動きをマスターしましょう。前後の動きは、正しい姿勢のまま骨盤を後ろに傾けるもの。頭の位置を固定するようにして、背中を丸めながら骨盤をゆっくりずらします。

バランスボールで体幹を鍛える左右の動きは、上体をまっすぐキープしたまま骨盤だけゆっくり左右に動かすもの。お尻を左右に引き上げるイメージです。頭が動いたり肩が下がったりしないよう注意しましょう。

バランスボールで体幹を鍛える回旋の動きは、頭と下半身を正面にしたまま上半身だけを左右にねじるというもの。胸の前で両腕を組んで、ひじを肩より少し下げて行います。肩が下がったり下半身が流れないようにするのがポイントです。

情報提供元：インナーマッスル