シックスパックを形作っているのは、お腹の前面を覆っている腹直筋です。じつはこの腹直筋、筋トレなどをしなくても初めからシックスパックに割れています。このため、シックスパックを手に入れるのに重要なのは腹直筋を覆っている皮下脂肪を減らすこと。そのためには「筋トレ→有酸素運動」が効果的です。



シックスパックは皮下脂肪を薄くする


すでに形作られているシックスパックを浮き出すには、それを覆っている皮下脂肪を薄くしていく必要があります。皮下脂肪をダイレクトに燃焼させるには、有酸素運動がもっとも有効です。


有酸素運動とは、酸素と脂肪をエネルギー源とする運動のこと。ジョギングやウォーキングがその代表例になります。一方、筋トレなどの無酸素運動は筋肉の中にある筋グリコーゲンなどをエネルギー源です。


ただし、効率的にシックスパックを目指すなら、筋トレと有酸素運動を組み合わせ。しかも「筋トレ→有酸素運動」の順に行うとよいでしょう。そのほうが、脂肪の燃焼がスムーズに進むからです。


シックスパックに筋トレと有酸素運動


筋トレを行うと成長ホルモンが分泌。この成長ホルモンは、筋肉の成長を強く促す「IGF-1」というホルモンの分泌を誘発します。このため、筋トレによる筋肥大に成長ホルモンは重要とされているのです。


この成長ホルモンにはもう1つ、脂肪の分解を促す作用もあります。脂肪の量を減らすには、分解と燃焼という2つのプロセスを経なければなりません。すなわち、筋トレすることで脂肪の分解が促進されるのです。


この分解された脂質を燃焼させるのが、筋トレ後の有酸素運動というわけ。有酸素運動を開始するとともに、すみやかにエネルギーとして使用されていきます。こうして効率的に皮下脂肪を減らすことで、、シックスパックが手に入るわけです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 シックスパックの近道は「筋トレ→有酸素運動」