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健康のために酢を摂ろうとして、思わずむせてしまったことは誰にでもあるはず。じつは口当たりがやさしくて摂りやすいお酢があります。それがリンゴ酢です。リンゴ酢とは、その名のとおりリンゴの果汁を発酵させて作る果実酢。リンゴ酢はやさしい口当たりでも健康効果はほかの酢と変わりありません。
リンゴ酢の原料はリンゴの果汁。果肉や皮までを使用する場合もあります。すりおろしたリンゴに酵母菌を加えて、約1か月発酵させて糖分をアルコールに変えていくとできるのがリンゴ酒です。
でき上がったリンゴ酒に酢酸菌を加えると、2~3日でまるでクモの巣のように、表面に酢酸菌が現れます。ここから約1か月かけて、アルコールがお酢の主成分である酢酸に変化するのです。この酢酸にリンゴ酢の健康効果の秘密があります。
とはいえ、リンゴ酢は一般的な穀物酢と比べて酸度が少し高め。じつはリンゴ酢のほうが酸っぱいのです。それでもやさしい口当たりになるのは、リンゴ酢に含まれているリンゴ酸にあります。
リンゴ酸とはリンゴに含まれている酸味成分。清涼飲料水や菓子の酸味漬けなどによく使われます。このリンゴ酸のスッキリとした酸味が、リンゴ酢の口当たりをやさしくしているのです。
さらに、リンゴ酢にはリンゴ由来のさまざまな栄養成分も引き継がれているといいます。その1つがリンゴポリフェノール。非常に強い抗酸化作用があるといわれ、老化防止や脂肪燃焼効果、美肌作用などが期待できるのです。
また、カリウムも含まれているため、体内の余計な塩分を排出するのにも役立ちます。製造方法によってそれらの含有量はさまざまですが、リンゴ酢にはほかのお酢にはない健康効果があるのでした。
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