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体脂肪計が付いている体重計が増えています。このときの体脂肪とは、皮下脂肪と内臓脂肪の合計値です。なかには「内臓脂肪レベル」を測定できる機種もあります。ただし、内臓脂肪の割合を正確に知るには、病院での腹部CT検査が必要。とはいえ、内臓脂肪レベルはお腹をつかめばだいたいわかります。
いわゆる脂肪には、大きく内臓脂肪と皮下脂肪があります。内臓脂肪とは腹部の内臓のまわりにあるもの。一方の皮下脂肪とは、お腹の皮膚の下にあってつかむことができる脂肪です。
そして、ぽっこりお腹の原因となるとして注目されているのが内臓脂肪。それだけでなく、最近では生活習慣病予防の観点からも内臓脂肪は注目されています。一部の体脂肪計では内臓脂肪レベルや内臓脂肪率の測定ができるものがあるほどです。
とはいえ、内臓脂肪レベルの目安を手軽に知る方法はあります。それは腹筋に力を入れたときに手でつかめる脂肪があるかないか。内臓脂肪レベルはお腹をつかめばだいたいわかるのです。
腹筋に力を入れてつかめるお肉皮下脂肪。つかめるお肉が多くて体脂肪率が高いなら、皮下脂肪が多いと考えられます。つかめるお肉が少ないのに体脂肪率が高いなら、内臓脂肪レベルが高めだと推測できるのです。
ただし、内臓脂肪の割合を正確に知るには、病院での腹部CT検査が必要になります。そして、へその位置での内臓脂肪の面積が100平方cm以上ある場合を「内臓脂肪型肥満」としています。
一方、内臓脂肪レベルが測定できるオムロンの体重体組成計は、内臓脂肪の面積の大小を自社のデータに基づいてレベル化。独自の推定式により算出しています。標準が「1~9」、やや高いが「10~14」、高いが「15~30」という表示です。
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