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腸内フローラの改善は免疫力アップやダイエット効果、がん予防につながります。そんな腸内フローラ改善のカギを握るのが、若返り菌とも呼ばれるエクオール産生菌です。そして、そんな若返り菌を増やしてくれるスーパー食材が「寒天」。寒天を食べることが腸内フローラ改善につながるのでした。
日本古来の食材である寒天はテングサやオゴノリなどの海藻を似て、溶かしたあとに固めて作った「ところてん」を元としています。寒天はところてんを寒い環境で凍結・乾燥させたものです。
寒天が注目される理由は吸水力にあります。凍結と乾燥を繰り返す工程によって、寒天は強い吸水力を持つようになるのです。さらに、寒天の食物繊維はある独特の性質を持っているといいます。
食物繊維は大きく分けて2種類。1つめは、キャベツやゴボウ、セロリなど一般的な野菜に多く含まれる不溶性食物繊維。水に溶けにくい食物繊維で、腸の中で水分を吸収してふくらみ腸の活動を促進。有害な物質を吸着して体外に排出します。
一方、海藻や納豆などのネバネバ食材のほか、果物などに多く含まれるのが水溶性食物繊維。こちらは水に溶けやすい性質を持っていて、腸の中でゼリーのようになって分解された食べ物を包み込むため、結果的に血糖値の上昇やコレステロール値の上昇を抑制してくれるのです。
じつは、寒天の食物繊維はとても特殊で、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の働きを併せ持っています。寒天はまさにスーパー食材なのです。
寒天のような水をたっぷり含んだものが腸に入ってくると、便そのものがふくらんできます。そうすることで便が出やすくなりますし、加えて便の濃度が減少。それが腸内フローラの改善によい効果を及ぼすのです。
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