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体幹を鍛えるときのターゲットとなるのが、腹腔と呼ばれるお腹の空洞を覆っている筋肉。体幹を鍛えると腹腔内の腹圧が高まって背すじが伸びます。体幹を鍛えることで真っ先に現れる効果が姿勢がよくなることです。そんな体幹を鍛えるなら椅子を使ったクランチが効果的。詳しく見ていきましょう。
## 体幹を鍛える椅子を使ったクランチ
体幹を鍛えるといったときにターゲットとなるのは、腹筋や背筋などの背骨を曲げる筋肉です。なかでも、大きな空洞となっているお腹を覆っている腹筋群は、体幹を鍛えるときにはもっとも強化すべきポイントです。
体幹を鍛える効果は、腹圧が上がることによって姿勢がよくなること。また、腹圧が高くなると、下半身と上半身のエネルギーの伝達ロスが減少します。これによりダッシュやジャンプ、切り返しが速くなるのです。
そこで、オフィスでのすき間時間や自宅でテレビを見る時間でもできる、体幹を鍛えるトレーニングを紹介しましょう。それが椅子を使ったクランチ。クランチは仰向けになってひざを立てて上半身を上げる筋トレメニューです。
これを椅子に座った状態で行うことで体幹の腹直筋だけでなく、腹筋インナーマッスル含めて鍛えることができます。椅子に座ったクランチは、まず椅子に浅く腰かけたら座面の左右を手で持って支えます。
この体勢からひざを曲げながら、なるべく高く上げて10秒キープ。おへその少し上にひざがくるくらいのイメージです。足を上げたときに後ろにのけぞらないように、しっかり背すじは伸ばしておきます。
椅子をつかんでの足上げに慣れてきたら、手を使わずにやってみましょう。バランスをとるのが難しくなるぶん、体幹のインナーマッスルがフル稼働。より高い負荷で体幹を鍛えることができます。
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