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体幹トレーニングの効果を上げるなら、呼吸法にも気を使いましょう。インナーマッスルをターゲットとする体幹トレーニングを効果的に行うには、呼吸は非常に重要な要素になります。体幹トレーニングでは、動作時には息を吐いて合間に息を吸うという呼吸が効果的なのです。
体幹トレーニングで漫然と呼吸をしながらポーズをとっているだけでは、あまり効果的とはいえません。というのも、体幹トレーニングの注意点として腕や足などの末端部分に力が入らないようにすることです。
そして、呼吸を意識せずに体幹トレーニングをすると、どうしても動き出しで末端部分に力が入りがち。末端ばかりが緊張すると、肝心の体幹のインナーマッスルに刺激が入りにくくなって効果が半減してしまいます。
体幹トレーニングの効果を上げるには、動き出しのタイミングで息を吐くのポイント。息を吐くことで、末端に力が入らないようにリラックスできます。動作のたびに息を吐いて、動作の合間に息を吸うのです。
体幹トレーニングの効果を上げる呼吸法に、ドローインもあります。ドローインとは、引き込むという意味の英語。文字どおり、お腹をへこませた状態をキープする呼吸法になります。
このドローインを、体幹トレーニングの動作中に行うのが効果的。腕や足に力が入ることなく、体幹部分にしっかり刺激を入れることができます。これは動き出しに息を吐いて末端をリラックスさせる方法とは逆のアプローチです。
ドローインすることで、刺激を加えるべき体幹のインナーマッスルにあらかじめ力を入れることを意識します。結果的に、末端をリラックスさせられるというわけ。体幹トレーニングの負荷も上がって効果的です。
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