ふくらはぎを筋トレすることは、よいアイデアが湧くことにつながります。ふくらはぎの筋肉を活性化しておけば、筋ポンプ機能と呼ばれる下半身の血液を心臓に戻す機能が強まって、結果的に全身の血流がアップ。おのずと頭の血の巡りもよくなるからです。ふくらはぎの筋トレで名案が生まれるのでした。



ふくらはぎの筋トレで筋肉を活性化


私たちの体には血液が流れているのはご存じのとおり。心臓のポンプ運動によって血液は動脈を通って全身をめぐり、静脈を通って心臓に戻ってきます。ただし、この血流を妨げるのが重力です。


上半身を巡った血液は心臓にスムーズに戻りますが、下半身を巡った血液を押し戻すほど心臓のポンプ運動は強くありません。このため、下半身の血流は筋ポンプ機能を利用しています。


すなわち、ふくらはぎの筋肉のあいだを通っている血管が筋肉の収縮によって、ポンプのように静脈の血液を心臓に押し戻すのです。このため、ふくらはぎの筋トレで筋肉を活性化させておくことが、筋ポンプ機能には重要になります。


ふくらはぎの筋トレならかかと歩き


筋ポンプ機能によって下半身から心臓への血液の戻りが促されれば、全身の血液循環もアップ。すると、頭の血の巡りもよくなります。散歩中によいアイデアが浮かぶことが多いのも、これが理由です。


そんなふくらはぎを手軽に筋トレする方法がかかと歩き。つま先を上げて両足のかかとで立って、そのまま歩くだけです。ポイントは、足の指先をできるだけ上に反らせること。その場で足踏みしてもOKです。


ふくらはぎの筋トレになるかかと歩きの目安は1分ほど。初めはそんなに負荷がないように感じますが、30秒もするとかなりきつく感じるはずです。かかと歩きのあとは足先を伸ばすストレッチを忘れずに行ってください。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 ふくらはぎの筋トレで名案が生まれるメカニズム