クランチはいわゆる腹筋運動と呼ばれる筋トレ種目の定番。仰向けになって軽くひざを曲げて両手を頭の後ろに組んで、上半身を上下させる動きで知られています。ただし、クランチの腹筋運動は間違ったフォームの場合がほとんど。しかもクランチで腹筋を割るなら空き缶を潰すイメージが大切です。



クランチによる腹筋運動の間違い


まずはクランチの基本的なやり方を確認しておきましょう。仰向けになったら軽くひざを曲げて、両手は頭の後ろに組んでください。ここから背中を丸めるようにして上体をおこします。


ここでよくあるクランチによる腹筋運動の間違いは、上体を90度まで上げてしまうことです。クランチは、腹筋の中でも前面にある腹直筋を鍛える筋トレ。この腹直筋の可動域は体を起こす30度までなのです。


そもそも筋肉は関節を動かすためにあります。クランチで鍛えられる腹直筋も例外ではありません。そして、腹直筋が動かす関節は背骨になります。腹直筋は背中を丸める体幹屈曲筋なのです。


クランチで腹筋に刺激を入れる


このため、クランチで腹筋を割るトレーニングに上体を激しく上下させるような動きは必要ありません。じつはクランチは動きが小さく、地味な筋トレなのです。逆に、クランチはじっくり動かすことで腹筋を効果的に鍛えられます。


さらに、クランチで腹筋を割るなら肋骨と恥骨に空き缶を挟んで、それを潰すイメージでトレーイングすることが大切です。というのも、腹直筋は肋骨の下部から恥骨までつなぐ長い筋肉。効果的に刺激を入れにくいからです。


そこで、クランチで腹筋を鍛えるときには具体的にお腹に挟んだ空き缶を潰すイメージを持つことで、効果的に腹直筋に刺激を入れられるというわけ。クランチで腹筋を割るには、正しいフォームと具体的なイメージが大切です。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 クランチで腹筋を割るなら空き缶を潰すイメージ