血糖値を下げる食べ物は市販のトマトジュース

いまや日本国民の5人に1人が糖尿病かその予備軍。糖尿病になると血糖値が急上昇し、その結果、体の機能が正常に働かなくなり、腎臓障害で人工透析、さらに失明、足の壊死など重大な結果につながる恐ろしい病気です。そんな血糖値を下げる食べ物は市販のトマトジュースなのでした。

血糖値を下げる食べ物はトマト

糖尿病の原因は大きく分けて2つ。1つは、子どものときに遺伝やウイルス感染などによって発症する1型糖尿病です。そして、もう1つが偏った食生活や不規則な食生活が原因でおこる2型糖尿病になります。

ここで、糖尿病全体の95％を占めているのが2型糖尿病。この2型糖尿病は食生活の見直しなどで十分に予防することができます。何より、糖尿病予防には血糖値を下げることが大切です。

血糖値を下げる栄養素としてよく知られているのがリコピン。そんなリコピンを豊富に含んでいる食べ物がトマトです。じつは、トマトは生で食べるより別の形で食べたほうが、より多くのリコピンを摂取することができます。

すなわち、血糖値を下げる食べ物であるトマトは生で食べるよりトマトジュースにするほうが効果的。生の状態のトマトは、リコピンが入っている細胞が固く、噛んでもリコピンが外に出づらいのです。

しかし、トマトジュースに調理することで、ジューサーによって細胞が壊れるため、より多くのリコピンが出てくるというわけ。しかも、家庭でトマトジュースを作るよりも、市販のトマトジュースを買って飲んだほうがより効果的なのです。

というのも、リコピンはトマトの皮に多く含まれています。トマトジュース用のトマトは、市販のトマトよりも皮が分厚いものが使われているからです。普通のトマトと比べると、リコピンは3倍多く含まれています。

情報提供元：インナーマッスル