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日本人の4人に1人が苦しむという花粉症。くしゃみ、鼻水、鼻づまりに加えて、症状が重くなると体が熱っぽく、だるく感じて、日常生活に支障をきたすこともあります。そんな花粉症に効く食べ物として注目されているのが「れんこん」です。1日輪切り3枚を食べ続ければ2週間で効果が現れます。
そもそも、なぜ花粉症になってしまうのでしょう。人間の体は花粉のような異物が体内に入ると、体に害を与えるものと判断された場合、抗体を作って異物を体の外に追い出す仕組みです。
そして、花粉に対して作られる抗体がIgE抗体。花粉はそれほど害のある異物ではありませんが、IgE抗体が作られてしまうために、くしゃみや鼻水を使って花粉を外に追い出そうとするのです。
このIgE抗体が作られる数というのは、人によってまちまち。このため、IgE抗体が多い人は花粉症になって、IgE抗体が少ない人は花粉症にならないわけです。花粉症になる人とならない人の差はここにあります。
そんな花粉症に効く食べ物といえば、一般的にヨーグルトや甜茶などが有名です。じつはいま、花粉症の症状改善で注目を集めている食べ物があります。それが「れんこん」です。
れんこんに多く含まれる、ポリフェノールの一種であるタンニンという成分が、IgE抗体ができるのを抑制。ある研究では、れんこんを3か月食べ続けた人のうち、約8割の人に花粉症の改善効果があったという結果が出ています。
花粉症に効く食べ物として食べるれんこんは1日輪切り3枚ほど、約40gを食べ続けるだけです。2週間くらいで効果が現れ始めます。れんこんには食物繊維が多く含まれるので、免疫力に影響力のある腸の状態も整えてくれるオマケ付きです。
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