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深く刻まれたほうれい線。口の両端から腹話術人形のように走る深いしわをマリオネットラインと呼んだりもします。だらしなく垂れ下がる頬は顔のたるみの典型です。その顔をブルドッグフェイスと呼びます。こうした顔のたるみの原因「縮み首」のチェック法を紹介しましょう。
ドクターシーラボの20~60代の男女を対象にしたアンケートによると、自分の顔を見てふけたと感じる部分はという質問に、じつに90.6%もの人が「たるみ」と回答。さらに『日経ヘルス』の顔のどの部分のたるみが気になるかというアンケートで、64.1%とダントツで多かったのがほうれい線でした。
じつは顔のたるみがおきる可能性に、年齢や性別は関係ありません。一般的に顔のたるみは、加齢や脂肪がついたこと、そしてむくみでおこるといわれています。しかし、原因はそれだけではないのです。
顔のたるみの原因は「縮み首」にあります。縮み首とは、口元から胸元にかけて広がる広頸筋が縮んでしまうこと。広頸筋とは下あごから胸元まで広がる、ハンカチのように薄い膜のような筋肉です。
広頸筋は口のまわりで、ほかの表情筋とつながっています。このため、広頸筋が縮むとつながっている周囲の筋肉も、つられて引っ張られてしまうというわけ。こうして、口角のまわりの筋肉やほほの筋肉が下垂。顔のたるみとなるわけです。
それでは、なぜ縮み首になるのでしょうか? 筋肉には長い間使われないと必要ないものとしてなまけ出し、だんだん収縮していく性質があるからです。ここで縮み首かどうかのチェック方法を紹介しましょう。
首に横しわが入っていたら縮み首の可能性が大。横しわは広頸筋が支えきれずにできた皮膚のたるみによるものです。広頸筋の真上には皮膚があるため、広頸筋のたるみはそのまま皮膚に出現。将来的に顔のたるみが出る可能性があります。
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