人間の細胞は糖分がおもなエネルギー源です。ファスティングで食事を抜くと、血液中の糖分が減少。そして糖分がなくなると、細胞は生き残るために蓄えていた脂肪をエネルギー源として消費するように変わっていきます。しかも、ファスティングはダイエットに加えて若返り効果もあるのです。



ファスティングダイエットの仕組み


ファスティングで血液中の糖分がなくなると、脂肪が燃焼を開始。これがファスティングでダイエットできる仕組みです。さらに、細胞が糖分ではなく脂肪を分解するようになると、肝臓でケトン体という物質が作られるようになります。


脳細胞は糖分しか栄養にできませんが、唯一の例外がこのケトン体です。このため、ファスティングを始めると糖分不足で20時間後くらいに強烈な眠気が襲来。そののちにケトン体が作られて、脳の働きが再び活発になるのです。


このようにファスティングは最初は体の中に残っている糖分を使って、その次にジワジワ脂肪を燃焼してケトン体を作ります。この燃焼が始まるまでに時間がかかることがファスティングの注意点です。


ファスティングでどんどん若返る


自分の頭の中で脂肪が燃焼することをきちんとイメージしながら、ファスティングを続ける必要があります。雑念が入らないようにすることが、ファスティングで成功するコツです。


また、ファスティングは単なるダイエットではありません。究極の若返り法でもあるのです。というのも、地球上の生物は、飢えたときにこそ生命力が出なくければ死に絶えてしまいます。


お腹がグーッと鳴ったときには、若返りホルモンである成長ホルモン、若返り遺伝子であるサーチュイン遺伝子が出て、体がどんどん若返るのです。こうして、ファスティングは体の調子もよくなっていきます。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 ファスティングはダイエットに加えて若返り効果