副腎の疲労がなかなか疲れが抜けない原因だった

なかなか疲れが抜けない原因は副腎の疲労に原因があるかもしれません。副腎が疲労すると、体内で発生した疲労物質をうまく解毒できなくなります。すると、体を休めても、なかなか疲れが抜けないという現象がおこるわけです。疲れと副腎疲労の関係を詳しく見ていきましょう。

疲労物質が健康な細胞を次々に攻撃

文部科学省の調査によると「疲れていますか？」と聞かれて、はいと答えたのは56％。日本人の就労人口を8千万人とすると、じつに半分の4千万人以上が疲れていることになります。

さらに、はいと答えた人に疲れている期間を聞くと、じつに39％が6か月以上と回答。就労人口の比率でいうと、なんと3千万人以上が6か月以上も疲れた状態が続いていることになるのです。

ここで、疲れを感じるときに体の中でいったい何がおきているかを見ておきましょう。ハードワークや家事で体が疲れると、体内には活性酸素などの疲労物質が発生。疲労物質は私たちの健康な細胞を次々に攻撃。ダメージを与えていきます。

こうして健康な細胞が傷ついて修復が追い付かなくなると、疲れとして現れるのです。しかし、睡眠をとったりマッサージをしても、なぜ疲れがとれないのでしょう？　そこには重大な原因があります。

問題は、その疲労物質が体を休めることでスムーズに解毒できているか。疲れがなかなか取れないという人は、ある臓器の影響によって疲労物質がうまく解毒できない状態にあると考えられるのです。

疲れがなかなか抜けない原因は、じつは副腎が疲労で機能低下してしまっている可能性があります。じつは、体内の不調はすべて副腎の働きで説明できるといわれるほど重要な臓器。疲れが抜けない原因は副腎の疲労にあるのです。

情報提供元：インナーマッスル