冬はダイエットに最適な季節なのに逆に太る理由

毎年、冬太りに悩むという人は多いでしょう。女性誌のアンケートによれば、冬太りに悩む女性の割合は96％にも及びます。お正月や新年会などで、この時期に太ってしまったという人は多いものです。しかし、じつは冬はダイエットに最適な時期。それでも太ってしまうのには理由があります。

冬はダイエットに最適な季節

冬は太るのが当たり前と思っている人も多いでしょう。しかし。冬はダイエットしにくいというのは大間違いです。冬はダイエットに最適な季節。というのも、気温が一番低い冬が代謝がもっとも上がるタイミングだからです。

代謝とは生命を維持するために筋肉や内臓動かしたり、体温を保つために使われるエネルギー。代謝は季節によって変動があります。ここで1月から12月までの冷暖房なしで生活した場合の代謝の変動を見てみましょう。

すると、プラス5％で代謝が上がるピークとなるのが12月から3月くらい。逆に、マイナス5%で代謝が下がるピークは7月から9月となっています。つまり、寒い季節はエネルギーを消費して脂肪を燃やしやすいということです。

すなわち、冬はダイエットに最適な季節ということ。とはいえ、実感としてはむしろ太ってしまう人が多いのも事実です。じつは、冬にありがちな生活習慣によって、冬のダイエット効果を台無しにしているのです。

冬太りの原因の1つは、ぬくぬく暖房生活による代謝の低下にあります。食べすぎやゴロゴロした生活はもちろん、冬に太る大きな原因の1つが、1日中エアコンやこたつなど暖房に頼りきりの生活習慣。これが代謝が上がりにくくします。

LIXILが調べたアンケートでは、冬のエアコン設定温度の平均は24.7度。これは2016年6月の平均気温22.4度よりも温かい温度で生活しているということを意味しています。

情報提供元：インナーマッスル