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耳の機能は聴力だけではありません。もう1つ、平衡感覚という重要な機能があります。人間はこの平衡感覚が衰えると、めまいやふらつきをおこしてしまうのです。そこで、平行感覚のチェックを行いましょう。ふだんからめまいやふらつきが出ない人にぜひやってもらいたいテストです。
平衡感覚の衰えは、将来の寝たきりリスクを引き上げます。リスクを減らすために、いまから平衡感覚をチェックしましょう。平衡感覚が簡単にチェックできるの「書字検査」です。使うのは紙とペン、セロハンテープを用意します。
まず机に置いた紙が動かないように、四隅をセロハンテープで固定します。テープがなかったら重しになるもので固定してもかまいません。次にペンを手に取ります。反対側の手は机に置かず、太ももに置いてください。
ペンを持った手も机に触れないようにして、ペン先だけが紙に接するようにします。この状態のまま、カタカナで用紙の左側に「アイウエオ」と縦書きでまっすぐ書くのです。1つの文字の大きさは5センチくらいを目安にしてください。
そして、ここからが平衡感覚をチェックする本番。続いて用紙の右側にも「アイウエオ」と書くのですが、今度は目をじて書きます。書き始める位置にペン先を持っていったら、そこで目を閉じてください。
書字検査の診断基準は、目を閉じて書いたときの文字がどれくらい傾いているか。アの位置から左右5度以内に収まっていれば正常です。しかし、文字の傾きが6~9度の場合は、平衡感覚を司る三半規管の機能が衰えている可能性があります。
さらに、傾きが10度以上になると、三半規管になんらかの異常アリと診断されてしまうのです。また、左に傾いていたら左側の三半規管、右に傾いていたら右の三半規管が衰えていると考えられます。
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