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そんな鼻づまりを予防するために効果的なのが「鼻うがい」です。とはいえ、鼻うがいのやり方にはつらいイメージが付きまといます。しかし、鼻うがいのやり方は入口を洗うだけで十分。奥まで鼻うがいする必要はありません。つらくない鼻うがいのやり方を詳しく紹介しましょう。
口はものを入れることろなので、水でうがいがしやすいのは確かでしょう。しかし、鼻からご飯は食べませんから当然、鼻うがいは痛いし嫌なものなの。ところが、つらくない鼻うがいのやり方があるのです。
鼻うがいはあまり奥までやらずに、ほんの入口を洗うだけで十分。この鼻うがいのやり方で、軽い鼻炎の患者ならおよそ5割も改善するといいます。実際、鼻づまりのせいでずっと熟睡できていなかった女児も、この鼻うがいで3日ほどでぐっすり眠れるようになったと話していました。
じつは風邪のウイルスやほこりがつくのは、鼻の中でも手前側。つまり、鼻うがいで洗うのは鼻の入口だけで十分なのです。軽く鼻をゆすぐというのは、鼻甲介という鼻のフィルターの前側をきれいにするという意味で理にかなっています。
鼻うがいに用意するのは、水200mlに対して塩2g。0.9%の食塩水を用意します。水温はおよそ37度がおすすめです。そして、水が噴射する容器を用意します。薬局で2千~3千円で購入可能です。
鼻うがいのやり方のポイントは噴射する角度。ノズルを横に向けると耳に入ってしまって中耳炎になるリスクがあるからです。ノズルを鼻筋に沿うようにして、少し上向きにして鼻の穴に入れます。
そのまま顔を下に傾けた状態で、水が奥に入らないように「あ~」と声を出しながら生理食塩水を噴射するのです。水は入れている鼻の穴から出てくればOK。鼻の中に残った水を出すために、ティッシュでやさしく鼻をかんだら終了です。
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