声帯エクササイズで筋肉を鍛えれば老け声は治る

女性は加齢によって声帯がたるんで声が低くなります。一方、男性は加齢によって声帯の質が硬くなって、声が少し高くなるのです。そんな老け声は、声帯エクササイズで治ります。声帯を閉じる筋肉を鍛えることでたるみが解消。声を若返らせることができるのです。

声帯は筋肉と粘膜でできている

女性は加齢にって声が低くなるもの。一方、男性も加齢によって声帯がたるんでしまうことまでは変わりません。男性はホルモンバランスの影響が出て、声帯の質が硬くなっていきます。このため、男性は声が少し高くなるのです。

それでは、なぜ声帯はたるんでしまうのでしょう。声帯は筋肉と粘膜でできています。のどの奥を見てみると、左右に白く見える声帯は粘膜です。その粘膜の根元部分に筋肉があります。

筋肉は足腰と同様に、老化とともにやせ細っていくもの。粘膜のほうは肌と同じような成分ですから、老化で肌がたるむように声帯がたるむのです。しかし、声帯のたるみは改善することができます。

声老けを改善する声帯エクササイズを紹介しましょう。声帯というのは、声を出すときには閉じるもの。この閉じる筋肉を鍛えるのが声帯エクササイズになります。声帯を閉じる筋肉を鍛えれば息漏れも減り、振動数も増えていくのです。

まず胸の前で両手をカギ状にして手を組み、大きく息を吸います。そして、両手を左右に引っ張って5秒間、息をこらえてください。5秒たったらゆっくり息を吐いてリラックス。これを10回繰り返します。

声帯エクササイズは朝昼晩と1セットずつ、合計3セット行うようにしましょう。実際、老け声に悩む女性が3週間、声帯エクササイズに挑戦したところ、驚くほど声が若返ったのでした。

情報提供元：インナーマッスル