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20~50代の女性1万人を対象にしたアンケートでは、回答者の6割以上が冷え性であると回答しました。別の調査では、冷え性の女性の7割が寝るときに冷えで悩んでいるというデータもあります。そんな冷え性の原因は梨状筋のコリです。冷え性の原因となる梨状筋のコリをチェックす方法を紹介します。
梨状筋とは、足を外側に開いたり姿勢を保ったりするインナーマッスル。じつはこの梨状筋は、日ごろやりがちな行動で凝り固まってしまうのです。それが同じ姿勢で座ること。長時間、同じ姿勢座っていることで緊張した状態が続き、梨状筋がこってしまうのです。
そして、梨状筋のコリが冷え性の原因となる理由は、骨盤を通っている坐骨神経にあります。この坐骨神経を通っているのは3種類の神経。そこには血管の太さをコントロールする交感神経が含まれています。
この骨盤を通る坐骨神経に覆いかぶさるように付いているのが梨状筋です。ここで梨状筋が柔らかいままであれば坐骨神経を圧迫することもありません。しかし、硬くなった梨状筋は坐骨神経を圧迫。交感神経を刺激するのです。
血管の太さをコントロールする交感神経は、血管にからむようにして巻き付いています。刺激を受けた交感神経は血管をギュッと締めることになるのです。こうして硬くなった梨状筋で下半身の血流が悪化。冷え性の原因となるのでした。
そんな梨状筋が冷え性の原因かをチェックする方法があります。それが弥勒菩薩のポーズです。まず椅子に浅めに座って、右足首を左ひざの上に足をのせます。折り曲げたひざの上にひじをのせて、5秒間かけて押し下げるのです。
このとき、梨状筋がこっている人はひざが水平以下まで下がりません。さらに、お尻に痛みや突っ張りが出たら冷え性の原因となっている可能性があります。なお、梨状筋のコリをチェックするときは左右両方を確認するようにしましょう。
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