イタリアと言えばジャケットや革靴、スラックスなど、ドレスウェアを中心に世界的なトレンドを生み出すファッション大国として有名です。同時に世界中のファッション・ライフスタイルブランドの製造を行う一大生産地としても知られています。また近年ではスポーツブランドやストリートウェアもイタリア発のブランドが話題になることが多く、改めてイタリアのファッションが注目されています。


 


本記事では往年のラグジュアリーブランドから新鋭ストリートブランドまで、注目のイタリアンブランドを一挙にご紹介していきます。


 


 


DIESEL(ディーゼル)



言わずと知れたイタリアを代表するカジュアルブランド。名前の由来は発音のしやすさと、78年の創業当時注目されていたディーゼル燃料のように着る人を盛り上げたいという想いから。


 


ユーズド加工が施されたジーンズやリーズナブルな時計やブレスレットなどの小物類、ボリューム感のあるスニーカーなどが人気商品。DIESEL BLACK GOLD(ディーゼル ブラック ゴールド)というプレミアムラインも展開しています。


 


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STONE ISLAND(ストーンアイランド)



ミリタリー、スポーツテイストのウェアを中心に展開するイタリアの高級アパレルブランド。1982年に創業し、イタリア・トリノの繊維メーカーと合併することで最新の素材をウェアにいち早く反映させ、実験的な服作りを行い知名度を拡大。ガラスコーティング、シルバーコーティング、腐食加工、温度によって色が変わるウェアなど個性的なラインナップが特徴。


 


デザイン性と機能性が融合した商品は本物志向の大人だけでなく、アーティストなども着用したことでストリートウェアとしても人気が拡大中で、国内でも数多くのセレクトショップや百貨店で展開されています。


 


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BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)



1966年にイタリア ヴェネト州 ヴィチェンツァで誕生した高級革製品ブランド。ボッテガは「工房」、ヴェネタは「地方」という意味。もともと家族経営だったものの、現在はグッチ、バレンシアガ、プーマなどと同じケリンググループに所属。


 


「イントレチャート」と呼ばれる編み込みのレザー製品が有名なほか、ダンディな印象のメンズウェアも30代以降を中心に支持されています。


 


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GUCCI(グッチ)



1921年にイタリアのフィレンツェでグッチオ・グッチが創業したレザーグッズファクトリーが起源のブランド。乗馬の世界からインスピレーションを受けた「ホースビットローファー」が代表的な商品のほか、財布やバッグ、ネクタイなど紳士向け商品でも有名。


 


2016年のコレクションからアレッサンドロ・ミケーレという人物がディレクターに就任してから人気が急拡大。2017年第1四半期には前期比約50%増の驚異的な売り上げを記録し、アパレルウェアとしてもトップクラスの人気を誇るブランドになりました。


 


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HERNO(ヘルノ)



1949年にイタリアの片田舎で創業したダウンウェアやコートを主力商品とするアパレルブランド。


目立つロゴなどがなく上品なデザインで、軽くて暖かい機能性も人気を呼び、近年ではモンクレールやカナダグース、デュベティカに匹敵するほどの人気。


 


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FENDI(フェンディ)



1925年にフェンディ夫妻がローマにオープンした革製品店がルーツ。毛皮のコートで一世を風靡するなどしたのち、2001年にルイヴィトンやプラダと同じLVMHグループが買収。現在メンズはフェンディ一族のシルヴィア・べントゥリーニ・フェンディ、レディースはファッション界の巨匠、カール・ラガーフェルドがデザインを担当。


 


「バッグバグズ」シリーズと呼ばれる個性的なモチーフのバッグやウェアで話題を集め、銀座に旗艦店をオープンしたほか全国各地で商品を展開中。


 


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VALENTINO(ヴァレンティノ)



北イタリア出身のヴァレンティノ・ガラヴァーニによって1959年に設立されたトータルファッションブランド。伝統的なブランドながら意外性のある色使いや総柄のパターンなど、キャッチーな要素のある服作りが特徴。


 


カタール王族が買収したことでも話題になるなど、イタリアのラグジュアリーブランドの中でもかなり高価格帯の商品が多い。


 


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TATRAS(タトラス)



イタリア・ミラノを拠点に2006年からスタートし、近年日本でも人気が急拡大しているブランド。


 


商品はイタリアのデザインチームやフリーランスのデザイナーなどが手掛け、イタリア以外でもポーランドと日本で積極的に展開。程よく身体にフィットするサイジングや上質な素材感などが評判で、ダウンウェアやMA-1などのアウターが特に人気商品。


 


 


 


Marcelo Burlon(マルセロ バーロン)



2012年にミラノでスタートしたイタリアの新世代ブランド。アルゼンチン出身でDJや映画プロデューサーとしても活躍するデザイナーが展開するのは、黒を基調とした動物や迷彩などをモチーフにした幾何学的なグラフィックのファッションアイテム。


 


設立数年で世界的に人気が爆発し、日本でも数多くの取り扱い店舗を持つほどに。ストリートウェアとして認知されていますがイタリアで生産されるウェア自体のクオリティの高さにも定評があります。


 


 


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PRADA(プラダ)



1913年創業のイタリアの高級アパレルブランド。レディース服のほかナイロン製のバッグや財布などが有名。メンズウェアは上品で端正なデザインが多く、デザイン自体はベーシック。


 


他にもレディースで非常に知名度のあるMIUMIU(ミュウミュウ)を持つほか、イギリスのシューズブランドとして絶大な知名度のあるChurch’s(チャーチ)の親会社でもあります。



 


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DSQUARED2(ディースクエアード)



ディーン・ケイティンとダン・ケイティンというカナダ人の双子のデザイナーが手掛けるミラノを拠点としたファッションブランド。


アメリカンカジュアルにイタリアっぽい華やかさを加えたことで2000年代後半に世界的大ブームに。現在もカジュアルでシルエットに拘ったデニムやTシャツがアスリートやセレブリティにも非常に支持されています。シーズンごとに大きくテーマが変わるショーも話題の要素のひとつ。


 


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Palm Angels(パーム エンジェルス)



モンクレールのアートディレクターであるフランチェスコ・ラガッツィ氏が2014年に発売した写真集をきっかけにアパレルブランドとなり、現在はパリでコレクションを発表するイタリアのスケーターブランド。


 


ポップでありながらどこか毒気のあるウェアが話題を呼び、ラグジュアリーブランドの中でも近年特に注目されています。


 


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Dolce &Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)



1985年にドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがスタートしたイタリアを代表するラグジュアリーブランド。


マフィア、サッカー、シチリアの自然や文化などを取り入れたコレクションを展開し、90年代から2000年代前半にかけて日本で大ブームを巻き起こし、「ドルガバ」の名称で親しまれました。


 


シルエットが綺麗で上質なジーンズや、インパクトあるプリントのTシャツなどが人気商品です。


 


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LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)



1957年にシャツメーカーとして創業したイタリアブランド。ナポリの伝統的な手法で作られるハンドメイド仕立てのシャツは、最高峰の素材による極上の着心地と、シルエットの美しさから世界中の人に愛され、イタリアのドレスシャツとして最も高く評価され、支持されているブランドのひとつ。


 


 


日本でも百貨店や大手セレクトショップなどで購入が可能です。


 


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SUNNEI(サンネイ)



伝統的なスポーツウェアブランドを数多く持つイタリアの中でも最も注目されているのが、2013年に2人のデザイナーによってスタートしたSUNNEI(サンネイ)というブランド。


スポーツ、ストリート、ワークと言ったラフなデザイン要素のあるウェアを全てイタリアメイドの高品質で仕上げ、業界内でも非常に高く評価されているブランドのようです。日本でも一部ショップで商品を展開中。


 


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LARDINI (ラルディーニ)



1978年に創業したイタリアのジャケットメーカー。30年以上に渡りラグジュアリーブランドのジャケットのOEM生産を手掛け、2010年から本格的にブランドとして展開。


トレンド感のある素材やデザイン、高品質のジャケットを比較的リーズナブルに手に入れることが出来るブランドとして、日本でも非常に人気・知名度のあるブランドのひとつ。


 


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ellesse(エレッセ)



1959年にイタリアのペルージャで誕生したスポーツアパレルブランド。テニスウェアやスイムウェアが有名。


世界的にスポーツウェアを私服としてファッションに取り入れるスタイルが人気となり、今再び注目されているブランドです。ポップでどこかレトロ感のあるウェアが可愛らしいデザイン。日本でも「エレッセ ヘリテージ」として2017年に上陸しました。


 


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KAPPA(カッパ)



1950年代にイタリアで誕生し、ユベントス、ACミラン、ASローマなどセリエAの名だたる強豪サッカーチームとの契約でも名をはせたスポーツウェアブランド。「アダムとイブ」を表す男女のロゴマークが特徴。


 


 


そのキャッチーなロゴやレトロな色使いから近年再び注目を集めていて、ストリートウェアとしての人気がジワジワと広まりつつあります。


 


 


 


 


Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)



1975年に設立されたイタリアのラグジュアリーブランド。「ジャケットの帝王」とも呼ばれたジョルジオ・アルマーニ氏の商品は着心地がよく軽やかで、シルエットとともに機能美が素晴らしいとされており、大人の男性に特に支持されています。


 


 


セカンドラインの「エンポリオ アルマーニ」や、カジュアルラインの「アルマーニエクスチェンジ」なども知られています。


 


 


 


ASPESI(アスペジ)



1969年にイタリアのミラノで創業したサファリシャツやM-65などが有名なアパレルブランド。


 


シンプルで良質なシャツづくりで有名になり、その後機能的なミリタリージャケットやサファリシャツを開発。ベーシックで流行に流されず質の高いプロダクトが話題を呼び、日本でも春先や秋口の定番アウターとして支持されています。


 


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情報提供元: DAYSE
記事名:「 覚えておきたい注目のイタリアファッションブランド36選