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今月9日と10日にスイスのチューリヒで行われたFIFA(国際サッカー連盟)の理事会で、2026年のワールドカップから本大会への出場チームが現状の32チーム⇒48チームに拡大されることが全会一致で可決されました。
FIFA Council unanimously decides on expansion of the FIFA World Cup to a 48-team competition as of 2026. https://t.co/zPRIt5lU0w
— FIFA Media (@fifamedia) 2017年1月10日
FIFAの公式メディアによると、48の代表チームが3チームずつ、計16グループに分かれグループリーグを行い、32チームがノックアウト式のトーナメントステージに進むことが出来る新しい大会形式になるとのこと。これにより試合数が64試合から80試合に増加するものの、大会日程はこれまで通り32日間となるようです。
これにより、一部メディアではアジア枠が現状の4.5から8.5枠に拡大されるという報道もあります。出場国が増えることでFIFAはマーケティングが拡大し、放映権料などで収入も増加すると見られる一方、予選や本大会のレベルの低下を懸念する声も挙がっています。
なお、2026年大会の開催国は2020年の5月に決定予定(2018年:ロシア大会/2022年:カタール大会)で、FIFAの次回会合は2017年5月9日にバーレーンのマナマで行われ、その会合でさらに詳細が詰められていく見込みです。