いよいよ見ごろ。 京都のオススメ紅葉スポット2016
いよいよ本格的な京都の紅葉シーズンが到来。観光にベストなシーズンがやってきました。
今年の見ごろは今週末～来週末にかけてと見られ、今週末の京都市内は緑の葉と赤の葉が入り交じり、来週以降は全体が赤く染まった葉がみられ、徐々に落葉し地面が絨毯のように染まる景色もまた美しいことでしょう。
定番の清水寺や八坂神社は除外し、穴場のスポットも含めて京都のおすすめ紅葉スポットを紹介していきます。
趣深い歴史とともに堪能してみては。
叡山電鉄・貴船神社（左京区）
現在、日本を代表するパワースポットとしてにわかに注目を浴びている貴船神社の総本社。古くから祈雨の神として信仰されるのと同時に、縁結びの神としても人気があり、老若男女様々人が訪れるスポットになっています。
夜は街道沿いに灯篭が並び神秘的な雰囲気に包まれるほか、飲食店や川床料亭など食事処、休憩処も充実。最寄り駅である貴船口駅までの比叡山電鉄鞍馬線は「紅葉鉄道」としても有名で、赤く染まった紅葉のトンネルの美しさは圧巻。京都市内から電車で1時間半ほど、自動車で行くには駐車場が少ないので、バスや鉄道、タクシーなどで。
秋の夜空を彩る紅葉のライトアップ「京の奥座敷・貴船もみじ灯篭」も開催中です。付近には日帰り温泉も。
住所：〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町１８０
京の奥座敷・貴船もみじ灯篭
夕暮れ～２１時頃（貴船エリアは２０時３０分まで）
2016年11月5日（土）～27日（日）
醍醐寺（伏見区）
80前後の堂塔が立つ京都市最大の寺院。874年に開かれ、豊臣秀吉が再興し「醍醐の花見」として有名になったものの、秋の紅葉狩りを前に秀吉が亡くなり、天下人が見ることが出来なかった紅葉の名所として、今も多くの人が訪れる場所に。世界文化遺産に指定され、10万点以上の国宝、文化財などが所蔵されています。
住所：京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
料金：3か所共通券(伽藍・三宝院・霊宝館)1500円
夜間ライトアップ
18時～20時50分
2016年11月18日～12月4日
北野天満宮・もみじ苑（上京区）
知恵の神様として関西地方の受験生なども訪れる、北野天満宮内にある史跡で、豊臣秀吉が作られた土塁の周りに樹齢350年から400年の古木をはじめとする約300本のもみじが色づき、圧巻の美しさを誇ります。夜間はライトアップも開催。
住所：〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮
料金：大人700円 ※茶菓子付き
夜間ライトアップ
2016年11月12日（土）～12月4日（日）
日没～20時
東福寺（東山区）
数ある京都の神社仏閣の中でも紅葉の名所として知名度が高いのが東福寺。中国の宋から持ち帰ったとされる葉先が三つに分かれ黄金色に色づく「三葉楓」で有名。
現在は特別拝観を実施中で、通常より30分早い8時30分より通天橋、普門院庭園の拝観が出来ます。紅葉シーズンは駐車場が閉鎖となり、非常に混み合うので朝早くの訪問が正解。
住所：京都府京都市東山区本町15-778
料金：大人400円
特別拝観
2016年11月1日（火）～12月4日（日）
天龍寺（右京区）
2016年秋のJR「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンのヴィジュアルに選ばれた1339年足利尊氏建立の寺。
京都の禅宗（臨済宗）の寺格、官寺制度である京都五山1位の寺で、世界文化遺産。カエデ、ツツジ、サクラ、ハナミズキなどが紅葉する景色は見事なまでの美しさ。嵐山借景の回遊式山水庭園 「獅子吼（ししく）の庭」を持つ。
JRのプランにより、開門前や閉門後の紅葉名所を参加者限定で過ごせる特別拝観と往復新幹線、宿泊がセットになった「秋の特別拝観プラン」の対象（他に宝厳院、等持院、東寺、仁和寺、建仁寺も）。嵐山駅からも近いので観光にもピッタリ。
住所：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
料金：庭園参拝500円 諸堂参拝300円
大覚寺（右京区）
真言宗大覚寺派の本山。876年に嵯峨天皇の離宮を寺院に改めたもので、その後の歴代上皇が院政をしき、嵯峨御所とも呼ばれた場所。
混雑はするものの敷地面積がかなりの大きさのため、比較的落ち着いて紅葉狩りを楽しめます。夜間特別拝観も実施中。
住所：〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町４
料金：大人500円
夜間特別拝観「真紅の水鏡」
平成28年11月11日(金)～12月4日(日) 午後5時30分～午後8時30分
※11月17日,18日,19日の三日間は特別拝観中止
他にも人数制限を行いゆったりと鑑賞できる瑞巌山 圓光寺や、夜間のプロジェクションマッピングを行っている高台寺、市内からは離れるものの深い谷間の紅葉が見事な隠れスポット三尾(高雄・槇尾・栂尾)、「モミジの永観堂」と呼ばれる永観堂も周辺に観光スポットなどが多く訪れやすい場所としておススメ。まだまだシーズン真っ只中なので、今年は計画がなかった人も、ぜひ訪問を検討してみては。