2016年9月9日、東京・学芸大学から徒歩10分ほどの目黒通り沿いに、珈琲の焙煎工場や研究施設を併設した異色のカフェ「factory&labo神乃珈琲(かんのコーヒー)」がオープンしました。


 



店舗面積は1階・2階合わせて約108坪とカフェとしては巨大なスペースで、席数は合わせて70席。店舗内の面積の多くを占める「焙煎機」が特徴とも言えるお店です。


 



提供されるメニューは最近のトレンドとも言える、産地や抽出方法に拘り、一杯一杯を丁寧に提供する「サードウェーブ」式。日本の喫茶店文化を継承した新しいスタイルとも言え、ブルーボトルを中心に人気のスタイルですが、神乃珈琲は言わば「ジャパニーズ・サードウェーブ」。


 


ブレンドコーヒーは酸味・甘味・苦みやコクなど、好みに応じて選べる「神乃ブレンド 壱~バランス~」、「神乃ブレンド 弐~香~」、「神乃ブレンド 参~コク~」の3種類を用意し、それぞれ500円。


1種類の豆から作られる「SINGLE ORIGIN」は果実感のある「エチオピア イルガチェフェ」や華やかな風味が特徴の「グアテマラ ゲイシャ」などが揃うほか、紅茶やアイスコーヒー、カフェオレなども提供しています。


 



フード類はコーヒーや紅茶と合わせて楽しみたいケーキ類や、軽食のサンドイッチなど。


 


 


なんと言ってもインパクト抜群なのは、店内のレジの後ろに配置されたコーヒー豆の焙煎機。この店舗では商社を通さず、生豆を直接買い付け店内で焙煎を行っており、その大きさも本物の工場にいるような体験を味わえる。



 


▼コーヒーを楽しみながらフォークリフトで作業する様子まで



 


 


珈琲を飲みながらこういった光景を眺められるのも楽しみのひとつ。工場見学とカフェを合わせたようなコンセプトが新しい。



肝心の珈琲はクセがなく、飲み終わった後の「口に残る味わい」もスッキリ。苦みが抑えられ、結果として酸味やフルーティーさを感じるフレーバーです。


 


 


リザーブ席もあり、ゆったりとコーヒーを楽しみたい人にとっても嬉しい。



 


スタイリッシュな店内は1階、2階それぞれに座席を設置。



 


2階は大きな窓から通りを行き交う車の流れをぼんやり楽しめたり、ソファ席やテーブル間の距離感も広く、落ち着ける雰囲気が魅力的。



 


1階裏手には屋外喫煙スペースも。海外のコーヒー農園をイメージしたような小物の演出なども抜かりない作りです。



 


コーヒーを味わうだけでなく、非日常的な空間やデザインまで楽しめるのが魅力の神乃珈琲。


お近くにお住いの方はもちろん、遠方からお越しの方もぜひ一度訪れてみては。日が沈んだ後は店舗外観がLED照明で縁取られるので、夜間の訪問もオススメ。


 


 


Factory &Labo 神乃珈琲


所在地: 〒152-0001 東京都目黒区中央町1−4−15 目黒通り沿い

電話: 03-6451-2823


営業時間:9:00~20:00(L.O.19:30)


アクセス:東横線・学芸大学駅から徒歩約10分


公式サイト


 


情報提供元: DAYSE
記事名:「 巨大な焙煎機とともに味わう東京サードウェーブコーヒー | 神乃珈琲(学芸大学)