世間の夫と比べて「ウチの夫、なんだかヘン」と思っている女性は少なくない。どうやってつきあっていくか、離婚も視野に入れるべきなのか。そんなふうに考えている妻たちに話を聞いた。



 



 



■帰宅するなりゲームばかり



 



「ウチの夫、毎日ゲームばかりしているんです。よそのダンナさんは子どもと遊んだり家事をしてくれたりするみたいだけど、ウチはそんなの夢のまた夢ですね」



 



ため息をつきながらそう言うのは、ユミさん(40歳)だ。5年前に同い年の男性と結婚、現在は3歳の娘がいる。かわいい盛りの娘に目もくれず、夫は帰宅するなり自室にこもる。



 



「ゲームをするためです。夕飯もいらないって。結婚直後はそうでもなかったんですけどね、私が妊娠したころからですかね、ゲームにはまりだしたのは」



 



ユミさんは現在、時短で仕事をしている。子どもを保育園に送り迎えするのも、食事の支度も寝かしつけるのも全部、ユミさんがやっている。時短とはいえ、夫はまったく家庭運営に参加していない。



 



「夫との会話は朝の短い時間で事務処理的に片づけています。週末も夫はほぼ自室。月に1回くらい夕飯を作ってくれて3人で食べたりはしますが、基本的に娘はあまりパパに懐いてないんですよね。当然ですが」



 



給料はそっくりくれるし、お金を無駄遣いするわけでもない。ただ、この人が家族の一員だという実感をもてないとユミさんは言う。



 



「ほぼひとり親家庭ですね。このままでいいんだろうかと思ってはいるんですが」



 



 



■私の実家に行きたがる夫



 



こちらの夫もまた「妙な」人である。フミカさん(42歳)の夫だ。結婚して10年、8歳と7歳の男の子がいる。



 



「夫婦ともフルタイムで働いていますから、子どものめんどうは近くに住む私の両親がやってくれていました。ただ、子どもたちが小学生になったし、両親もだんだん年老いてきましたから、あまり負担をかけたくないなと思っていたんです」



 



ところが夫は率先して、フミカさんの実家に行きたがる。自宅で食事をしようと思っても、「実家に行こうよ」と職場からフミカさんの実家に直行する。



 



「両親は孫が来れば喜びますからね。私はずっと食費を両親に渡してきましたが、夫はそういうことにも無頓着。もしかしたら食費など出さなくていいと思っているのかもしれません」



 



今年に入ってから、なるべく家族4人で食事をしようとフミカさんから提案した。夫はとたんに帰宅が遅くなったという。



 



「仕事が忙しいからと言っているんですが、本当かどうか。もしかしたら夫は家族4人でどうやって過ごしたらいいかわからないんじゃないかなとも思うんです。いつも私たち夫婦の間も、子どもたちと夫の間も両親が取り持ってくれるようになっている気がして」



 



家族のあり方をもう一度、見つめ合い、話し合いたいと願うフミカさんだが、夫はのらりくらりと逃げている。「家族と自分」をどう感じているのか、フミカさんは近いうちにじっくり夫と話さなければいけないと感じているところだ。


情報提供元: citrus
記事名:「 ゲーム三昧の夫、妻の実家に行きたがる夫… “ヘンな夫”に苦悩する妻たち