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『自分のバストに自信がある女子は2割以下……コンプレックスの原因はやっぱり「小さい」が圧倒的!』なるタイトルの、citrusが配信する『Suits WOMAN』発の記事が目に止まった。
同記事で紹介されているのは、『株式会社AYカンパニー』が行った「異性に対して意識するところに関する意識調査」で、そのなかでも重要なファクターとして、「現在女性のバスト観」について考察している。とりあえずは文中にあるいくつかのアンケート調査から導き出された数字をピックアップしてみよう。
まず「自分のバストに自信がありますか?」という質問に対する回答は、なんと!「YES」と答えたのがわずか18.5%で、じつに8割以上の女性が、自身のバストになんらかのコンプレックスを抱いていることが判明している。
では、その「なんらかのコンプレックス」とは、どういう類のものなのか? 回答は「サイズが小さい」が59.4%と圧倒的で、その後に「形」(28.1%)、「サイズが大きい」(4.9%)、「その他」(4.2%)、「色」(1.9%)が続く結果となっている。
「おっぱい」「ボイン」「巨乳」「美乳」「貧乳」「爆乳」「超乳」「ロケット乳」「魔乳」「謙遜乳」……etc.と、たしかに女性のバストほどメディア上で、こうまでさまざまな形容をなされ続けてきた身体パーツもないだろう。もちろん、これらの命名を捻り出してきたのは大半が男性をターゲットとするメディア、あるいは風俗産業あたりゆえ、「異性に対して意識するところに関する意識調査」となれば、やはり「自分の乳をパーフェクト」だと自己判定できる“幅”が果てしなく狭まってしまうのも無理はない。
だが、これだけは断言しておきたい。我々男子がバストに関してアレコレと“評論”するのは、あくまでグラビアだとかAVだとかのレベルにすぎず、結局のところ最終的には顔立ち・体型、それに性格をも含むトータルバランスでパートナーを選ぶのである。
たとえば、私なんかは女性のバストの大小なんぞは心底どーでもよくて、あえてのこだわりを挙げるなら「乳輪や乳頭の形と色」だったりするのだけれど、仮にハダカのお付き合いにまで到ってソコが私好みのソレではなかったとしても、「あー、やっぱりこの子と付き合うのやめよっかな…」みたいことには絶対にならない。よほどアグレッシブなライフスタイルの持ち主でもないかぎり、日常生活の90%以上は着衣の状態なのだから、乳輪頭に抱く美観、加えて房の小さいだ大きいだ垂れてるだ……なんてえのは、まことにもって些末な問題に過ぎないのだ。巨乳の女性は彼女らなりに、どうしても似合う洋服が限定されてしまうといったデメリットに悩まされているわけだし……。
もし、ここまでの私の主張を「キレイ事ばっか言わないでよ!」とイマイチ信用し切れないのなら、どうか「バスト」を男性器にすげ替え、そのクエスチョンをそのまま男子へとぶつけてみてほしい。「自分の○○○に自信がありますか?」 私はちっとも自信がない。もっともっと大きければいいのになぁ……と、温泉やスーパー銭湯とかで他のブツと比べるごとに、そう落ち込んでしまう。が、貴女はこんなこと“だけ”で、私に「やっぱりゴメちゃんとは付き合えない…」と別れを告げますか? そんなヒトはコッチから願い下げですよ! 愚息っぷりが原因で告げられたら告げられたで相当ショックなんですけどね……(笑)。