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■それは便利なの?「どこでも蛇口」
まずご紹介するのが「どこでも蛇口」。これを壁や床など、とにかくどこかに貼り付けて蛇口をひねるだけで、なんと水が出てくるというひみつ道具なんです!! ……って、とても地味ですね。
ですが、このひみつ道具が現実にあったらと考えてみましょう。のどが渇いても困らないですし、災害などで断水しても心配いらず。さらに、世界の水不足まで解決できるじゃないですか! ……でも、どこでもドアがあれば、必要ないような気も……?
■穴があれば探せます「どこでもホール」
マンホールの蓋のような見た目の「どこでもホール」は、地面に置いて操作すると、地中にあるどこかの穴や、洞窟につながることができるというひみつ道具。
このひみつ道具が活躍するお話は、のび太が点数の悪い答案を隠すために使用したところ、巨大な洞窟につながってしまい、それを見て地下の帝国を作ることを思いつくが……という内容。現実にはあまり使いどころのなさそうなひみつ道具ですが、『ドラえもん』の中では騒動を起こすきっかけとして、しっかりと役に立っています(笑)。
■ドアとの違いは!?「どこでもまど」
「どこでもドア」の窓版である「どこでもまど」。場所の名前を言いながら開けると、その場所に行けるという、「どこでもドア」と少しも変わらない機能を持っています。
では「どこでもドア」と何が違うのか。その違いは、ドアに比べて“少し狭い”ということ。つまり、「どこでもドア」を不便にしたひみつ道具が「どこでもまど」なんですよね……。未来の世界では、「どこでもドア」の廉価版として発売されたんでしょうか(苦笑)。
これ実は、ドラえもんからスペアポケットを借りたのび太が、間違えて出してしまったひみつ道具なんですね。「どこでもドア」があれば使う必要がないものなので、ある意味レアなひみつ道具と言えるかもしれません。