出典:吉野家 (@yoshinoyagyudon)公式サイトより


「みなさんの隙間時間を埋める情報をがんがん共有」してくださるそうなネットサイト『temita(てみた)』によると、「牛丼の吉野家の広報担当がTwitterに投稿した何の気ない投稿がお祭り騒ぎに」なっている……らしい。とりあえずは事の顛末を簡単に紹介してみよう。



 



まず、始まりは『吉野家』の広報担当がアップした↓のツイートから。



 




今週のボツ企画ww



「肉関連企業5社集めてニクレンジャーを結成する」



ボツ理由→5社も巻き込むなんて実現不可能。。。



お蔵入りさせるのがもったいないから投稿だけしてみた




 



すると、コレに『ガスト』の公式Twitterが



 




面白そうですね



レッドもらってもいいですか?




 



……と乗っかってきて、冗談かと思いきやガッツリとデザインされた「ガストレッド」が登場。“本気の反応”に慌てた『吉野家』も、即行で「ヨシノヤオレンジ」をアップ。以降、『ケンタッキーフライドチキン』の「ケンタホワイト」、『モスバーガー』の「モスグリーン」、『松屋』の「松屋イエロー」も乗っかってきて、5人編隊の「ニクレンジャー」が誕生とあいなったわけである。



 



「ガストレッド」のデザインが少々白多めで「ケンタホワイト」と色的にダブりがちではあるけれどw、そこらへんはモチロンご愛敬。『吉野家』の広報担当者も



 




全員集合!!



ボツ企画からTwitterを通じてこんなコラボができるなんて思ってもいなかった



ニクレンジャーのみんなにも感謝だし、フォロワーさんたちかも盛り上がってくれて嬉しかったよ



これからもよろしくお願いします




 



……と、大喜び。『temita』は



 




インターネットって面白い! 本当になにが起こるかわからないからこそ「やってみる」価値は大きいですね!




 



……なんて一見無難なコメントで、この偉業を評しているが、たしかに「やってみること」が「お手軽」で、しかも「リスクが少ない」というインターネットの特性が、結果として最大限に活かされた“奇跡のコラボレーション”だといえよう。



 



さらに、いくら「リスクが少ない」とはいえ、(おそらく)若手社員が面白がってやっていることに、あっさりと「GO」を出した(あるいは黙認した?)トップの判断にも惜しみない賛辞を贈りたい。この手のインターネット企画で重要なのは、とにかくスピード。うかうかしていたら、あっという間に“5人”の枠から漏れてしまいますから……。もしかすると、今ごろ「ウチも参加したかった〜!」と『肉のハナマサ』や『いきなりステーキ』あたりは地団駄を踏んでいるのではなかろうか。



 



いずれにせよ、こういったポジティブで楽しいインターネット上での出来事ばかりを、できれば私はNNP(=ネットニュースパトローラー)として常に目の当たりにし続けたいのであった。


情報提供元: citrus
記事名:「 ネット企画はスピード命! 吉野家Twitter発「肉レンジャー」という奇跡のコラボ