「もっとhappy&funな毎日をクリエイトするWEBマガジン」をコンセプトとする女性向けネットメディア『Googirl(グーガール)』が、『「下に見るのやめてくれません?」モラ男が逃げ出す最強女子の特徴』なるタイトルの記事を配信していた。とりあえずは、記事中にあった「モラ男が逃げ出す最強女子」の一つのエピソードを、以下に紹介しておこう。

 

デートしてた男性:

(向こうからアプローチしてきたにも関わらず)

「お前ってバカだし、女なのに気も使えないよなー」

「お前を愛してやれるのなんて、俺くらいだぞ?」

 

最強女子:

「は?」

「申し訳ないけど、私結構モテるから全然キミじゃなくて大丈夫」

 

ちなみに、今回登場した「最強女子」(24歳・経理)は、この男性のことを

 

「『Sっ気のある男性がモテる』の意味を勘違いしてるのとモラ男気質がバッティングしてたパターンだったと思いますが、人としてダサすぎるし本当にムリ」

 

……と、一刀両断で査定したのち

 

「でも自分(=女性側)に自信がないと、ああいう発言を素直に受けてしまったりするんだろうなと。強気でいきましょう!」

 

……と、「モラ男に悩む女子」にエールを贈っている。さらに、本記事も

 

モテテクを勘違いしてモラハラ臭を漂わせる人っていますよね。被害の拡大を未然に防ぐためにも、ハッキリとNOを伝えて(相手に)トラウマを与えてくれる女性がいてくれるとありがたいです。

 

……と、総論づけている。

 

「Sっ気のある男性がモテる!」「女子にモテたりゃ、スパイス的にモラハラ臭を漂わせろ!」なんて「テクニック」を本気で伝授している男性向け恋愛マニュアルがこの世に出回っていること自体、私からすれば到底信じられない話なんだが、『Googirl』さんが「(こういう男性)っていますよね」とおっしゃっているのだから、たぶん実在するのだろう。

 

そして、そんな呆(ほう)けた「モテテク」を妄信的に倣うような “なんちゃってモラ男クン”なら、たしかに前出の「最強女子」サンが “反撃ののろし”として使用した

 

「は?」

 

……もしくは

 

「で?」

 

……の「一文字+クエスチョンマーク」オンリーで、たいがいが撃退できる。あと、「キミ」という乾いた響きの二人称代名詞も地味ながら、効いている。

 

しかし! 本物の「モラハラ男」をナメすぎちゃいけない。モノホンは、「は?」「で?」……みたいな、一見誰にでも簡単にできそうな “切り返し”のできないタイプの女性──「最強女子」さん曰くの「自分に自信がない女性」 “だけ”を本能的に嗅ぎ分け、マイルドかつジェントルなファーストインプレッションを装い、じつにさりげなく、したたかに忍び寄ってくる──もっと言えば、

 

「そもそも、最強女子サンのように “剛”なオーラを放っている女性に、モラ男は近づいてこない」

 

……のだ。だから、「申し訳ないけど、私結構モテるから全然キミじゃなくて大丈夫」の一言をなかなか口に出せない貴女が、もし心底からモラ男を敬遠したいなら……その相手から「バカ認定」されるような会話のやりとりを確認した時点で……精一杯の勇気を振り絞って、とっとと “逃げる準備”に入るべきだと私は声を大にして忠告したいのだが、いかがだろう。沼にハマってからじゃ、遅すぎる???

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情報提供元: citrus
記事名:「 ️モラハラ男を寄せ付けないシンプルかつ最強の撃退術とは?