意外と間違っちゃってない? 「フライパン」を長持ちさせる方法3選
毎日の料理に欠かせないフライパン。フライパンは使い続けると食材がくっついてしまったり、こげつきやすくなったりしてしまいますよね。そこで今回はフライパンを長持ちさせる方法を3つご紹介します!
■すぐに水に浸けない
調理後の汚れをなるべく残さないようにするため、使い終わったらすぐにフライパンを冷水に浸ける方も多いのではないでしょうか。ですが実はそれが、フライパンが早く傷む原因のひとつなのです。
いきなり熱い状態のフライパンを水で冷ましてしまうと、急激な温度変化によって表面が収縮し、結果コーティングがはがれやすくなってしまうそう。そのため、コーティング加工がされているフライパンであれば、しっかりと熱を冷ましてから洗いましょう。
すぐに洗う必要がある場合は、水ではなくお湯で洗うなど急激な温度変化を避けるようにしてみてください。
■スポンジを柔らかいタイプに変える
フライパンを洗う際、研磨剤入りのスポンジで洗った経験がある方もいるのではないでしょうか。鉄製のフライパンは問題ありませんが、コーティングされたフライパンを洗う際は、スポンジの柔らかい面を使って洗うほうがいいでしょう。
長持ちさせるための洗い方は、まずフライパンが自然に冷めるのを待ってからキッチンペーパーで油と汚れを拭き取り、中性洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗います。その後、しっかりと水ですすぎ、水気を拭き取って乾燥させます。
スポンジのザラザラした面で洗浄すると、加工されたフッ素樹脂なども一緒に削ってしまい、フライパンの寿命が早まってしまうそうです。金属のたわしやクレンザーも寿命を早めてしまう原因になるため、長持ちさせたい場合は避けるようにしてくださいね。
■金属のヘラを使わない
最後に紹介するのは、フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる方法です。
フライパンで食材を炒めている際に硬い金属性のヘラなどを使うと、表面に傷がつきやすく、加工がはがれたり傷んだりする原因となってしまいます。調理する際は、できるだけ木製やシリコン製など柔らかい素材の調理道具を使いましょう。
フライパンを長持ちさせるために最も大切なことは、表面加工をはがさない使い方を心掛けること。フッ素樹脂加工のフライパンは非常にデリケートなため、少しでも長持ちさせるためにしっかりと配慮しながら手入れしてみてください。
――料理のマストアイテムであるフライパンは、加工の種類や素材ごとに特徴が異なります。特徴は熱に強いものや摩擦に弱いものなどさまざまなので、普段から丁寧に使うことを意識してみてはいかがでしょうか。
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