キスマイ藤ヶ谷「退所は考えた事ないの？」MC東野の質問に本音を語る

Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、4日放送の『1周回って知らない話 2時間SP』に出演。視聴者からの疑問に対して、本音を明かした。

“今時の視聴者の1周回って知らない疑問”として、「退所は考えたことあるんですか？」とMCの東野幸治から尋ねられると、藤ヶ谷は「過去にはありましたけど、今時点、今現在では辞めようとは思ってないです」とまさかの告白。

スタジオから上がる驚きの声を受けて、藤ヶ谷は「自分で、“芸能界が好き”とかで応募したわけじゃなくて。僕は幼稚園の先生になりたかったんです。Kis-My-Ft2はデビューが遅くて、僕は24の時がデビューだったんですけど、大学行って、その4年で（進路を）決めようって思って大学行きましたね」と本音を打ち明けた。

東野が改めて「その4年間で、芸能人としてちゃんと1本立ちできたら続けるし、その間に自分の中で“これはダメだな”と思ったら、もう辞めてた？」と質問すると、藤ヶ谷は「辞めてました」と即答。続けて「やっぱ何か、どこかでラインを決めないと」と語り始め、「携帯のCMのオーディションがあったんですよ。僕はその時4人グループだったんですけど、受かったのがこの4人グループの僕以外の3人だったんですよ」とKis-My-Ft2結成前の衝撃的な出来事を明かした。

藤ヶ谷は「他の3人も気まずくて言えなかったんだと思うんですよ。普通にテレビ見てたら、CM流れてて。一緒に受けた1人が（CMに）出て“あっ出てるー！”って思ったら、2人目が映るじゃないですか。3人目も出てくるじゃないですか。で、CM終わるんですよ。“あっ！俺は！？”っていう」と当時を振り返り、「“必要とされてないのかな…”っていうのと、多分事務所的にも“あなたクビです”とは多分言えないから、なんかもうそういう思いになって、“勝手にフェードアウトしていく方が良いのかな”っていうか、“辞めたい”というより“辞めたほうがいいんだな”」と、現在の活躍からは想像もつかない心境を語った。

なかなかデビューできなかった藤ヶ谷は、ジャニー喜多川さんに嫌われているのではないかと思っていた時期もあったという。「20歳くらいの時に、滝沢（秀明）くんの舞台で、僕が弁慶をやるという大役に選んでいただけて、それまでの役は舞台で1個セリフがあるくらい。やっと認めてもらえた？と思って、ジャニーさんに“ありがとう、オレ頑張るね。ジャニーさんが弁慶選んでくれたんでしょ？“って言ったら、“YOUは身長がデカいから”とこの一言だけだったんですよ」と告白。さらにジャニーさんから「僕には見える。YOUは必ずこの舞台の足を引っ張る。それは最悪だからね！」と言われたという。

スタジオから驚きの声が上がと藤ヶ谷は「１年目頑張って弁慶をやった。弁慶役が次の年も自分だったんですよ。１年目全く褒められていないし、２年目選ばれてまたどうせ“身長デカいから”か」と思ったという。そして「２年目の時はジャニーさんが色々な人に“タッキーが素晴らしいのはもうみんな分かってる。とにかくこの舞台は弁慶が素晴らしいから弁慶を見てくれ！ ”って周りに言ってくれていたんですよ」と告白。東野は「直接はなかったけど、実は裏で（藤ヶ谷を）褒めてたと。エエ話やん」とスタジオ出演者から拍手が沸き起こった。

日本テレビ系『ザ！世界仰天ニュース』では中居正広の代役として番組に出演している藤ヶ谷。実は中居から直々に代役依頼があったという。藤ヶ谷は中居に誘われて食事に行った際「キスマイがSMAPを抜け！そしたら俺らももっと楽しくなるから」と言われ、その言葉がすごく残っているという。 藤ヶ谷は「今現段階だと叶ってないし、叶わないのかなぁ…とか思うと急にすごく寂しくなる時があるけど想いっていうのはずっと続いてますし、SMAPへの還元といったらおこがましいですけど、何かできないのかなぁというのをずっと探してます」と中居への思いを語り締めくくった。

 

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写真提供：（C）日テレ

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