Q. 炊飯器の内ぶたを洗ったことがありません。洗わなくても問題ありませんか? 【家電の専門家が解説】
All About 2026年10月28日 00:00:00
実際に筆者の周りでも「内ぶたを洗ったことがない」「毎回は洗わない」という声をたびたび聞くことがあります。内ぶたは内釜などと比べて、見た目ではそれほど汚れていないように見えやすいため「毎回洗う必要があるの?」と思ってしまうかもしれません。しかし、内ぶたは炊飯中に発生する蒸気が直接触れる部分。実は汚れが残りやすい場所でもあります。
A. ニオイや味が落ちる原因になりますので、炊飯するたびに洗いましょう
炊飯器の中では、炊飯中お米のでんぷん質などを含んだ蒸気が発生し、内ぶたに付着します。見た目ではそれほど汚れていなさそうに見えても、お米由来の成分が残っているため、そのまま放置すると嫌なニオイを発生する原因になります。また、炊飯器の内ぶたには、蒸気を逃がしたり、機種によっては圧力を調整したりする重要な役割があります。こうした部分に汚れがたまると、正常に動作しなくなったり、ごはんがおいしく炊けなくなったりする可能性も。
特に炊き込みごはんなど、調味料を使ったあとは注意が必要です。調味料や塩分が残ると、ニオイだけでなく部品の腐食やサビにつながることもあります。そのため、内ぶたは炊飯するたびに取り外し、取扱説明書に従って洗うようにしましょう。
炊飯器のお手入れ方法は?
内ぶたは取り外して、やわらかいスポンジと台所用中性洗剤で洗い、十分にすすいでください。パッキンの溝など、汚れが残りやすい部分も確認しましょう。ただし、内ぶたの構造は機種によって異なります。パッキンが取り外せないタイプもあるため、無理に引っ張ったり分解したりしないようにしましょう。蒸気口については、毎回洗うことを推奨する機種もあれば、汚れ具合に応じたお手入れを案内している機種もあります。取り外せる蒸気口キャップがある場合は、取扱説明書に従って洗いましょう。また、見落としやすいのが本体の内側や内ぶたの取り付け部分。ごはん粒や水滴がついていたら、固く絞った布などで拭き取ります。
最近は、お手入れする部品を内釜と内ぶたの2点だけに絞った機種も増えています。毎日のお手入れが負担に感じる人は、購入時に洗う部品の数や構造をチェックするのもおすすめです。
内釜と内ぶたはセットで洗う習慣に
内ぶたは、炊飯するたびに汚れが付着する部分です。毎回洗うのは少し面倒に感じるかもしれませんが、おいしいごはんを清潔に楽しむためにも、内釜とセットで洗う習慣をつけましょう。田中 真紀子プロフィール
白物家電、美容家電の専門家兼ライターとして活躍。日々発売される新製品をチェックし、製品の紹介記事やレビュー記事を雑誌やweb、新聞などで紹介している。日常的にも話題の新製品を使うことで、ライフスタイルに合わせた選び方や、上手な採り入れ方の提案も行っており、テレビ出演も多数。 情報提供元: All About