日本で一番小さな県、香川県。香川県と聞けば、きっと誰もが「うどん」を思い浮かべることでしょう。「うどん県」に改名したことでも、一時話題になりました。

しかし、ここ香川県は「うどん県。それだけじゃない香川県」をキャッチコピーにしており、様々な魅力的な詰まった県です。今回はそんな香川県の魅力をたっぷりとお届けします!

季節折々の自然に癒されるならここ!

紫雲出山

三豊市荘内半島にある、標高352メートルの紫雲出山(しうでやま)。ここは、 「日本が誇る桜の絶景15選」 にも選ばれた絶景が広がります。瀬戸内海のどこまでも広がる青い空と海、1,000本以上の満開の桜が咲く情景は、筆舌に尽くせない美しさです。

また、桜だけでなく、初夏に咲く紫陽花も見事で、四季折々の景色を楽しむことができます。なお、紫雲出山の桜シーズンは混雑緩和のため、 入山には予約が必要 です。公式サイトから予約ができるので、行かれる前に必ず予約をしてくださいね。

https://www.mitoyo-kanko.com/mt-shiude/

栗林公園

四国の玄関口、高松市にある栗林公園は、「お庭の国宝」とも称される特別名勝に指定されており、その庭園の広さは日本一を誇ります。ここでしか見られない四季折々の景観は、 「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、最高の三つ星評価 を獲得するほどです。この美しさを一目見ようと、国内外からの観光客が途絶えない、香川県が世界に誇る庭園です。

https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

映え写真が撮れると話題!絶景スポット

雲辺寺山頂公園

標高927メートルの高さを誇る、四国八十八ヶ所の第66番札所「雲辺寺」。山頂へはロープウェイで行くことができます。約7分間の空の旅を楽しんだ後、山頂駅から少し歩いたところにある公園で有名なのが 「天空のブランコ」 です。

空に飛び出していくような感覚が味わえるブランコの他にも、公園内には 「天空のフォトフレーム」 や、写真映えする虹色のパラソルの貸し出しもあります。天気の良い日には瀬戸大橋まで見渡せる公園で、お気に入りの一枚を撮影してみてください。

その他にも、キッチンカーのカフェでハンドドリップ珈琲や、秋冬限定で種類豊富なクレープを味わうこともできますよ。

子供から大人まで楽しめる、おでかけにぴったりなスポットです。気持ちのいい山頂公園でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

高屋神社 本宮

標高404メートルの稲積山の頂上に本宮があり、「稲積神社(いなづみじんじゃ)」とも呼ばれている神社。四国八十八景にも選出された 「天空の鳥居」 として有名な場所です。鳥居からは、市内や瀬戸内海を見渡すことができます。

車でもアクセスできますが、道が狭いので下宮に車を停めて 徒歩で本宮まで登るのがおすすめ です。土日・祝日は、山頂行きシャトルバスの運行もあります。山頂に辿り着いた時、目の前に広がる景色はまさに絶景です!

https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/21/13387.html

父母ヶ浜

SNSで話題沸騰!ウユニ塩湖のような写真が撮れると話題の父母ヶ浜は、2018年に 「行ってみたい夕日絶景ランキング」で全国1位 を獲得しました。 「天空の鏡」 とも呼ばれ、潮溜りが水面に反射する様子が人気のスポット。日の入り前後には、夕方と夜が混じり合う美しい景色が楽しめます。

この時間に写真を撮影すると、フォトジェニックな写真が取れること間違いなし!インスタグラムのアカウントで絶景に会える時間帯を公開していたり、写真を撮ってくれる地元の方がいたりするなど、おもてなし心にあふれた所です。

https://www.mitoyo-kanko.com/chichibugahama/

道の駅小豆島オリーブ公園

約2,000本のオリーブの木 に囲まれた、小豆島道の駅公園。この公園で撮れる、ほうきに乗ってジャンプしている写真が人気を集めています。ほうきは無料の貸し出しがあり、公園内での撮影が可能です。オリーブの緑、瀬戸内海の青、シンボルであるギリシャ風車の白…。 どこを切り取っても自慢できる写真 を撮ることができます。

また、香川県の県花・県木でもあるオリーブは小豆島が発祥の地です。特産品である オリーブを使ったグルメやコスメ なども充実しています。ここでしか購入できない商品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

https://www.olive-pk.jp/

歴史ある香川の名所

金刀比羅宮

讃岐の「こんぴらさん」で愛されている金毘羅宮は、山の中腹にあるため、 本宮までの階段は785段、奥社までは1,368段 と、石段の参道が有名な神社です。その長い長い石段の両脇には、お土産屋さんや飲食店が立ち並びます。

ちょっと一休みしたい時におすすめなのが、 おいりソフト 。おいりは、香川の嫁入り道具の一つでもある伝統菓子です。甘いソフトクリームに、カラフルでポップなおいりがトッピングされています。見た目が可愛い!と人気の一品で、訪れたらぜひ味わってほしいグルメです。

おいりソフトの他にも、カヌレやプリンも味わえます。明治から続く老舗のお煎餅やお饅頭などもあり、明るくフレンドリーな地元の店員さんとおしゃべりを楽しみながら、様々なグルメを食べ歩くのもおすすめです。

https://www.konpira.or.jp/

屋島

高松市北東部に位置する屋島は、日本の歴史を学んだ人ならきっと聞いたことがある 「源義経」 「平清盛」 に大きく関係しています。この二人を中心に、平安時代末期に繰り広げられた 「源平合戦」の決着をつけた のがここ、屋島です。源平合戦の歴史が色濃く残るこの地は、歴史好きなら一度は訪れておきたい場所です。

そして、夜には 獅子の霊巌(ししのれいがん) から美しい夜景が広がります。この展望スポットから見える夕陽は、 「日本の夕陽100選」 にも選ばれています。高松市だけでなく、瀬戸内海に浮かぶ島々や瀬戸大橋まで広い夜景を楽しむことができます。

https://www.yashima-navi.jp/jp/

香川で芸術に触れる

直島

瀬戸内国際芸術祭でも話題になった、高松港からフェリーで行ける 「アートの島」 直島は、島全体がまさにアート。港を降りると、インパクトのある草間彌生作 「赤かぼちゃ」 が出迎えてくれます。その先を歩いていくと、 「直島パヴィリオン」 と呼ばれる建築物があります。

これらは芸術として鑑賞するだけでなく、写真スポットとしても大人気!どちらも作品の内部に入ることができるので、体全体でアートを楽しむことができます。

https://www.my-kagawa.jp/shimatabi/feature/shimatabi/naoshima

地中美術館

同じく直島にある地中海美術館は、緑に囲まれた静閑な美術館です。大半が地下に埋設されたことからその名が付けられました。瀬戸内の美しい景観を損なわないために、このような構造になっています。

自然と芸術が融合した中で、 クロード・モネ らの作品を味わえます。不思議な感覚に陥る体験型の展示もぜひ体験してみてください。当日券も購入可能ですが、定員に達するとチケットの購入ができないため、確実に入館するなら オンライン予約 がおすすめです。

https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

魅力溢れる、小さな県。

香川県は一番小さな県ですが、その魅力はご紹介できないほどたくさんあります。「うどんだけ」というイメージに隠れている魅力的な場所をご紹介しました。ここでしか撮れないフォトジェニックな写真、ここでしか出会えない景色や美しさが、きっと思い出を彩るはずです。

ぜひカメラを持って香川県へおでかけしてみてはいかがでしょうか?

出典・参考


elu

余暇プランナー

ひとり旅をこよなく愛すWebライター。一番小さな県から日本全国どこまでも! 初めての海外旅行はひとり気ままにヨーロッパ。滞在を讃岐弁で乗り切った経験をもつ。 このひとり旅が中学生の頃からのフランス好きを加速させ、現在移住を夢見るお年頃。好きなものは、音楽、サッカー、おいしいもの。旅の楽しさや、いろんな場所の魅力をお届けします!

【香川県】うどんだけじゃない!香川に来たら絶対に訪れるべきスポット10選!

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【香川県】うどんだけじゃない!香川に来たら絶対に訪れるべきスポット10選!