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関西地方でお花見を予定されている方の行き先はお決まりでしょうか?
せっかく行くのであれば、評価や口コミの良い場所に行きたいですよね。
本記事では、大阪府と奈良県のおすすめお花見スポットやお花見と一緒に楽しみたい、周辺観光施設についてご紹介をいたします。
はじめに、2023年の大阪府と奈良県の桜の開花予想をご紹介します。
日本気象協会が発表している、2月9日時点の予想によると大阪市が3月28日、奈良市が3月29日となっています。どちらも例年と比較をして1日遅い、開花予想となっています。
日本気象協会から発表されている開花日については、標本木であるソメイヨシノが5〜6割以上のつぼみを開いた状態を示しています。
満開の桜を楽しむのであれば、開花日から1週間から8日程度ずらしてお花見に行くのがおすすめです。
またあくまで標本木を基準としているため、同じ県であっても開花にはばらつきが発生いたします。最新の情報は、各施設のホームページなども合わせてご確認ください。
ここでは、大阪府で日中に楽しめるおすすめのお花見スポットをご紹介します。
徳川幕府によって再築され、現在では大阪のランドマーク的存在となっているのが大阪城です。
大阪城を中心に広がる大阪城公園内には、ソメイヨシノやヤマザクラなど合計約3,000本の桜が生育し、お城と合わさり作り出すその光景は大阪の春を告げる名物ともなっています。
有料エリアとなっている西の丸庭園は、大阪城内でも特にきれいな桜が見られると人気のスポットです。料金は大人のみ200円とお手頃なので、ぜひ合わせて足を運んでみてください。
https://www.osakacastle.net/
花博記念公園鶴見緑地は大阪駅から電車を利用して約30分。大阪府鶴見区にあり、東京ドーム約26個分の広さと、年間約435万人が訪れる人気都市公園となっています。
公園内にある大池の周りを中心に、2月下旬頃からは早咲きの河津桜、3月下旬頃からはソメイヨシノが見頃を迎えます。園内には様々な品種の桜があり合計1,000本以上の桜が生育、長い期間楽しめるのも特徴です。
また園内には、パークゴルフ場や乗馬体験、バーベキューなど自然の中で楽しめるスポットが多数あります。晴れた日の週末のちょっとしたお出かけにもおすすめのスポットです。
https://www.tsurumi-ryokuchi.jp/
次に、大阪府で夜桜の楽しめるおすすめのお花見スポットをご紹介します。
太陽の塔でも有名な、大阪府吹田市にある桜の名所といえば万博記念公園です。こちらの桜は、「日本さくら名所100選」にも選ばれており、シダレザクラやヒガンザクラなど約9種類の品種が生育しています。
また園内にある桜の本数は約5,500本と圧倒的な本数で、その光景に驚かれること間違いなしです。
万博記念公園の営業時間は通常9:30~17:00ですが、桜の期間のみ夜間営業が行われます。漆黒の夜空にライトアップされた桜は昼間とは違った雰囲気で、訪れた人を楽しませます。
2023年の臨時営業については、公式サイトなどからお問い合わせください。
https://www.expo70-park.jp/
だんじり祭りで有名な、大阪府岸和田市にある岸和田城周辺でも桜のライトアップを楽しむことができます。
約170本の桜と、お城の基礎となっている石段が作り出す光景は日本独特の素晴らしい景色となっています。
毎年ライトアップは日没から23時ごろまで行われているため、夜遅くまでお花見が楽しめるのもおすすめのポイント。お城の周辺を歩きながら、夜のデートもおすすめです。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/36/kishiwadajyo.html
ここからは、奈良県で日中に楽しめるおすすめのお花見スポットをご紹介します。
奈良県のみならず、日本を代表する桜の名所といえば吉野山です。
その起源は古く約1300年前まで遡ります。当時はお花見のための桜としてではなく山岳宗教と密接に結びついた、信仰のための桜として大切に育てられてきました。
長い歴史の中で一時は衰退をたどった時期もありましたが、現在では吉野山全体を覆い尽くすような数千もの木々が生き生きと成長をし、訪れた人の心に残る素晴らしい風景を作り出しています。
また近年ではこの絶景を一目見ようと、海外からも観光客が押し寄せる注目のスポットになっています。
https://yoshinoyama-kankou.com/
奈良県宇陀市本郷にある「又兵衛桜」は樹齢300年、高さ約13メートル、幹の太さが約3メートルもあるシダレザクラです。
戦国武将であった後藤又兵衛の屋敷跡にあったことからこの名がつけられ、年間5〜6万人が観光に訪れる人気のスポットになっています。迫力満点の桜の前でぜひ記念写真の撮影もお忘れなく!
市内中心部からは離れた場所に位置していますが、最寄りの近鉄榛原駅からは、近くまでバスが運行していますので気軽にアクセス可能です。
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/06forest-tree/03east_area/matabezakura-hongonotakizakura/
次は、奈良県で夜桜の楽しめるおすすめのお花見スポットをご紹介します。
奈良県大和高田市春日町にある、高田千本桜は高田川の両サイド約2.5キロに渡って続くお花見スポットです。
ソメイヨシノやしだれ桜など複数の品種が3月下旬から4月上旬かけて満開を迎え、夜になるとぼんぼりに灯された灯りで美しく輝きます。
公園やイベント会場ではなく、川沿いの桜の名所のため営業時間や定休日を気にすることなくいつでも気軽に訪れることができるのもおすすめのポイントです。
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/07park/02west_area/onakakoen/event/0000000001/
江戸時代には郡山藩の藩庁が置かれ、現在は「日本さくら名所100選」にも選ばれているのが、郡山城跡の桜です。
お城の周辺にはお堀を囲むように約800本の桜が植えられ、園内に設置された無数のぼんぼりによって照らし出される光景がとても幻想的です。
2013年に設置がされた天守閣にある展望施設に登れば、ライトアップされた桜の様子を高台から鑑賞することも可能です。視点を変えることで、下から見るのとは違った絶景をお楽しみいただけます。
郡山城へは奈良市内から公共交通機関を利用して約30分程度でアクセス可能です。
https://www.yk-kankou.jp/spotDetail1.html
次に、お花見のあとに宿泊をしたい人気のホテルをご紹介します。
今回は人気の桜名所から徒歩圏内でアクセスできる宿をセレクトしました。
大阪城に隣接し、500室以上の客室を誇る人気のホテルと言えば、ホテルニューオータニ大阪です。
15を超える種類の客室が用意されており、お部屋の窓からは大阪城やそこに咲く桜の様子を眺めることができます。
ルームサービスを利用して、客室の窓から夜桜を楽しみながらディナーといった少し贅沢なお花見の楽しみ方もおすすめです。
客室以外の設備として館内には、和洋中様々な種類の料理を楽しむことのできる10を超えるレストラン、フィットネスセンター、室内・室外プール、スパやショッピングアーケードなど様々な施設が充実しています。
訪れる際には、地下鉄の大阪ビジネスパーク駅が最寄駅で1番出口から徒歩2分でアクセス可能です。
また、都心部にありながら駐車場も完備しているため車で訪れることも可能ですよ。
住所:大阪府大阪市中央区城見1丁目4-1
https://www.newotani.co.jp/osaka/
奈良公園や興福寺の五重塔へ徒歩圏内でアクセスできる立地の良さが自慢のホテルがこちらです。
「共生の奈良」をテーマとしたホテルづくりをしており、アメニティーバーの設置や再生可能エネルギーの利用など環境に配慮したホテル運営を行っています。
客室は全7タイプ44室を完備。一人旅や家族旅行など幅広いニーズに対応可能です。客室は、シックで落ち着いたデザイナーズホテルのような雰囲気。独立タイプのバスタブ付きのお風呂で使い勝手が良いのもおすすめです。
ホテル1階にはカフェ兼朝食用のレストランも完備。テラス席と室内の席に分かれており、好みに合わせて選ぶことができます。
運が良ければ、奈良公園名物の鹿がすぐそこまで遊びに来てくれることもあります。
朝食は地元食材を利用した、和・洋の2種類のセットメニューから選択可能です。朝日の差し込む暖かな空間で、1日のエネルギーをしっかりと補給しましょう!
住所:奈良県奈良市高畑町1116-6
https://www.thesharehotels.com/miroku/
ここからは、大阪と奈良でお花見と一緒に楽しみたい人気観光施設やアクティビティをご紹介します。
日本全国でここだけにしかないテーマパークや、春だから楽しめる人気のアクティビティーが盛りだくさんです。
ハリウッド映画や有名アニメの世界に入り込み、非日常の世界が体験できると関東のディズニーランドと並んで人気の、日本を代表するテーマパークの一つがユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。
様々なアトラクションがある中で、2021年に開業した「スーパー・ニンテンドー・ワールド」はマリオの世界観が、現実世界に飛び出してきたような様々な体験ができるとして今話題のスポットになっています。
またアトラクションだけではなく、パークオリジナルグルメや期間限定イベントも見逃すことのできない注目ポイントです。
見どころがたくさんあるため、1日かけて家族や友人と滞在をお楽しみください。
https://www.usj.co.jp/web/ja/jp
2020年に開業30周年を迎え、訪れるユーザーの約6割がリピーターの近畿エリアを代表する人気観光地といえば、海遊館です。
海遊館ではジンベイザメをはじめ、太平洋に生息する海洋生物を中心に約620種30,000点を展示しています。
館内は、日本の森、アリューシャン列島、エクアドル熱帯雨林など各地の気候や特性を反映したエリアに分かれており、それぞれの場所に住む生き生きとした生物の様子を見ることができます。
自由に館内を散策するのはもちろん、週末限定で行われている「バックヤードツアー」も人気を集めています。
ジンベエザメが飼育されている「太平洋」水槽を中心に、通常入ることのできないエリアをガイドさんと一緒に見学をします。餌が保管されている冷蔵庫や、水槽を真上から観察できたりと子供だけでなく大人も楽しめるツアーとなっています。
https://www.kaiyukan.com/
奈良の大仏がある奈良公園の一角にあるのが、奈良国立博物館です。仏教美術を中心に、国宝や重要文化財を多数展示・保管しており、日本文化を守る重要な施設にもなっています。
奈良国立博物館は、西新館、青銅器館、東新館などいくつかのエリアに別れ展示が行われています。
その中でもおすすめの見どころは、なら仏像館です。常設展示として100体以上の仏像が展示され見どころ満点となっています。
また建物自体も、西洋式の美しい外観から国の重要文化財にも指定されています。
https://www.narahaku.go.jp/
奈良県五條市の標高200メートルにある、あだみね高原ファームでは春になるとイチゴ狩りを楽しめるスポットとして大勢の観光客で賑わいます。
施設内には、1000平方メートルのビニールハウス2棟に合計約16,000株のいちごが栽培されており、制限時間45分の中で食べ放題となっています。
あだみね高原ファームで食べることのできるいちごの品種は「あきひめ」。酸味がなく、柔らかい果皮と糖度が高いのが特徴で、大人から子供まで愛される味わいとなっています。
イチゴ狩りは事前予約制となっていますので、訪れる際には予めご連絡をお願いします。無料の駐車場も完備しているため、レンタカーでアクセスすることも可能です。
また、ファーム内にはバーベキューを楽しめる施設や、ミニアスレチック、桜並木がつくるトンネルなどもありますので、イチゴ狩りの後も楽しむことのできる場所となっています。
https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3292.722968935124!2d135.7435322153499!3d34.382965607676!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x6006d1dc4dcc0001%3A0x4715470238d401a8!2z44GC44Gg44G_44Gt6auY5Y6f44OV44Kh44O844Og!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1676035785403!5m2!1sja!2sjp
いかがでしたでしょうか。大阪府と奈良県でおすすめのお花見スポットや観光施設をご紹介いたしました。
桜の名所はもちろん、最新のテーマパークや日本の文化に触れることのできる施設など魅力ある場所が多いエリアということが分かりました。
大阪府と奈良県は地理的にも隣接しているため、往来のしやすさも魅力です。ぜひ、今年の春の旅行は両府県に合わせて足を運んでみてください。
余暇プランナー
元旅行会社勤務のトラベルライターです。プロならではの視点で全国各地の魅力やおすすめスポットを紹介しています。 国内・海外問わず旅行が大好きで、世界遺産やローカルフード巡りを楽しんでいます。
【2023年】大阪・奈良でお花見が楽しめるベストスポットはここ!最新の開花予想もご紹介