一生に一度は見たいアルプスの絶景！「長野県・上高地」でハイキングを楽しもう♪
長野県松本市にある山岳景勝地の上高地には、河童橋や大正池など上高地でしか見ることのできない景色が多くあります。
上高地は標高1500mに位置し、本格的な登山道や子供連れでも楽しめる散策コースなどがあり人気の観光地です。夏はご家族で上高地におでかけしてみてくださいね。
上高地の魅力
上高地は中部山岳国立公園の一部で、国指定の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。ここでは、日本有数の楊岳地帯の観光地の上高地の魅力を徹底解説していきますね。
上高地の歴史
上高地の名前の由来は諸説ありますが、「穂高見命（ほたかみのみこと）」が穂高岳に降臨した「 神降地 」からきているとされています。
江戸時代前期頃に始まった松本藩による木材伐採が上高地開発のはじまりで、それからは山岳信仰の地として槍ヶ岳を中心に多くの人が巡礼登山を行っていました。
近代化を進めたい政府がイギリスから呼び寄せたウィリアム・ゴーランドが槍ヶ岳登頂記で「Japan alps」として紹介したことから 日本アルプス が世界中で知られるようになりました。
上高地
- 住所：長野県松本市安曇上高地
- 電話：0263-95-2433（上高地インフォメーションセンター）
河童橋からの絶景
上高地のシンボル的な存在として多くの人から愛される「 河童橋 」は平成9年（1997年）にかけ替えられた5代目の吊橋です。この吊橋からの北アルプスが一望できて、まさに「人生に一度は見たい絶景」。河童橋からの360度楽しめる景色は、上高地の中でも 絶対に外せないポイント です。
これからのシーズン、土日祝日は特に多くの方が訪れますので、写真撮影など行う場合は通行の妨げにならないようご注意ください。
子連れハイキングおすすめルート
お子様の年齢や体力にもよりますが、お子様もハイキング初心者の方も楽しむことができます。ここではおすすめのルートを2つご紹介します。
大正池～河童橋ルート
焼岳の噴火によってできた 大正池 から美しい 田代池 や日本アルプスの名前を広めた ウェストンの碑 などを見ながら河童橋へ行くルート。移動時間は 1時間半位 かかり、距離は長め（全長約4km）ですが、平坦な道が続き、スニーカーでも歩きやすい道のりです。
河童橋～明神池ルート
このルートは大正池のルートに比べて山道らしさが出てきますが道幅も広くて歩きやすいルートです。 梓川右岸ルート（移動時間：約1時間） と 梓川左岸ルート（移動時間：約60分） に分かれていますが、右岸ルートは訪れる人が少なめなので、のんびり歩くことができますよ。
明神池など楽しんだら歩いて戻ってくる必要があるのでお子様の体力などを見ながら進みましょう。無理は禁物です。
上高地へのアクセス・周辺情報
上高地は通年 マイカー規制 を行っているので車で行くことができません。（自動二輪を含みます。）
釜トンネルからの交通規制のため、手前の駐車場へ停めてシャトルバスやタクシーを使って行く必要があります。
上高地へのアクセス方法
車でのアクセス・松本方面から
- 沢渡（さわんど）駐車場／1日700円（バイク350円）
- シャトルバス：さわんど～上高地バスターミナル／往復2,400円（こども1,200円）
- タクシー：さわんど～上高地バスターミナル／片道4,600円（タクシー定額運賃）
車でのアクセス・高山方面から
- あかんだな駐車場／1日600円（バイク300円）
- シャトルバス：あかんだな駐車場～上高地バスターミナル／往復2,090円（こども1,050円）
- タクシー：平湯地区～上高地バスターミナル／片道5,000円（タクシー定額運賃）
公共交通機関・松本駅から
- 松本電鉄「新島々駅」から路線バス（またはタクシー）で上高地まで約1時間30分
公共交通機関・高山駅から
- 高山飛騨バスセンターから路線バスで「平湯バスターミナル」からシャトルバス（またはタクシー）で上高地まで約1時間
上高地周辺に宿泊するならココ！
上高地周辺には多くの 宿泊施設 や 温泉街 があり、どこで泊まろうか悩んでしまうくらいです。その中でも代表的な宿泊施設や温泉についてご紹介していきますね。上高地に宿泊したい方は上高地の公式サイトも参考にしてください。
日本初の本格的な山岳リゾートホテル「上高地帝国ホテル」
1933年（昭和8年）に日本で初めての山岳リゾートホテルとして開業した 上高地帝国ホテル 。現在の建物は1977年(昭和52年)に建て替えられたものです。可愛らしい赤い三角屋根が目印。
- 住所：長野県松本市安曇上高地
- 電話：0263-95-2001
https://www.imperialhotel.co.jp/j/kamikochi/
河童橋のたもとにある「五千尺ホテル」
標高1,500mが由来になった 五千尺ホテル は河童橋のたもとにあります。玄関前には、「上高地コンシェルジュ」の腕章を付けているスタッフは上高地を知り尽くし、観光ルート・散策ルートをはじめ上高地について教えてくれるので心強いですね。
- 住所：長野県松本市安曇上高地
- 電話：0800-800-5125（フリーダイヤル）
上高地に近い温泉「白骨温泉」
北アルプス山麓・乗鞍岳東側の山腹に 白骨温泉 が湧き出ています。やわらかいお湯で色は優しい乳白色。お肌がつるつるになる美肌の湯としても知られます。静かな温泉宿でゆったり過ごす時間が心地よく、日々の疲れを癒せるのでおすすめです。
- 住所：長野県松本市安住4197-16（白骨観光案内所）
- 電話：0263093-3001
高山側から上高地の入口にある「平湯温泉」
岐阜県の高山市にある、奥飛騨温泉郷のうちのひとつが 平湯温泉 。奥飛騨温泉郷の中でも一番の歴史を持つ温泉です。乗鞍岳北側の山麓にあり、岐阜県と長野県を結ぶ安房トンネルの岐阜県側の玄関口に位置します。
- 住所：岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
- 電話：0578-89-3030
夏の思い出の1ページに、上高地の絶景を残そう
上高地の魅力についてご紹介してきました。上高地は通年マイカー規制をしていますがこれも自然を守るため。お手洗いにも料金箱（寸志箱）が設置され、そのお金は自然保護のために使われています。
上高地に訪れて自然の中を家族みんなで歩くのもよし、リゾートホテルで1泊してのんびりと過ごす時間もよし、それぞれの楽しみ方を見つけてみてくださいね。
夏の緑の深い上高地を、たくさん楽しんで素敵な夏になりますように。
https://www.veltra.com/jp/japan/nagano/ctg/200683:Kamikochi?sid=1554
わさまる
余暇プランナー
国内旅行業務取扱管理者・元バスガイド。ほぼ年子4人兄妹の育児奮闘中。生まれも育ちも東京下町のわさまるです。国内旅行のプロがママ目線で選ぶ、子ども連れにおすすめの観光スポットなどをご紹介します。読者様に分かりやすく、「お休みに家族でおでかけしてみよう！」と思ってもらえるようなわくわくをお届けしたいです。