【第1弾】心から温まる♪ 鹿児島の温泉と本土のおすすめ観光スポット7選
九州の最南端に位置する鹿児島県（地元の人々には方言で”かごんま”と親しまれています）。
春から初夏にかけては気候もよく、温泉や散策にも気持ちの良い季節です。
この記事は「第1弾」と題して、鹿児島を代表する温泉地と、新緑が眩しい頃におすすめの、本土の観光スポットを紹介します。
「第2弾」では、鹿児島県のおすすめの「離島」を紹介しますので合わせてお読みください。
鹿児島の２大温泉
鹿児島県には約100の温泉地があり、 源泉数は全国2位 で、その数なんと2,700カ所以上。
市街地や小さな町にも温泉が点在しており、温泉を利用している銭湯や、飲む温泉なども町中で見かけることができます。朝風呂文化が根付いており、温泉は鹿児島の方々の生活の一部となっているようです。
このようにたくさんの温泉地がありますが、市内や空港からも比較的近く、アクセスが良い名湯を紹介します。
指宿温泉
砂むし温泉が有名 な指宿温泉。砂むし温泉とは、お湯に浸かる温泉ではなく、砂の中で入浴する珍しい方法です。
専用の浴衣着のような服に着替えて、砂むし場と呼ばれる砂の上に仰向けになると、砂かけさんと呼ばれる係の方が体の首から下にかけて、砂を全身に覆いかぶせてくれます。
低温やけどなどの安全性を考慮し、 1回につき、約15分 の利用時間となっていることが多いです。
時間は短く感じられますが、砂は温泉を含んでいるので重く感じられ、身動きが取れなくなった頃から適度な疲労感と共にじんわりと汗をかき始め、終了時には全身汗だくになります。
終了時、砂から出るのも結構大変なのですが、ようやくのことで砂から起き上がると全身が身軽に感じられ、まるで生き返ったかのような爽快感を得られます。 発汗作用とデットクス効果 もあり、珍しい体験ができるのでおすすめです。
もちろん、指宿には砂むし風呂だけではなく、錦江湾を一望できる露天風呂や開聞岳（別名：薩摩富士）を眺められる温泉など旅館やホテルもたくさんありますので、好みの温泉でゆっくりと滞在を楽しむこともできます。
https://www.ibusuki.or.jp/spa/
霧島温泉
霧島連山の麓から湧き出る 大小9つの温泉 （新湯・林田・硫黄谷・丸尾・栗川・湯之谷・殿湯・関平・野々湯）からなる霧島温泉郷。
硫黄泉をはじめ多彩な湯が沸いているため、 温泉巡りを楽しめる地 として人気です。
霧島山を見渡す標高600～850mに位置し、鹿児島空港からわずか30分の距離でアクセスが良いのも魅力です。また、霧島には鹿児島県内で最も古い温泉といわれる、 日当山温泉 や、坂本龍馬が新婚旅行で訪れた際に滞在した場所とされる塩浸温泉龍馬公園、龍馬とお龍の縁結びの足湯など、歴史にも縁のある温泉地があります。
霧島温泉郷の中心地には、鮮やかな朱塗りの社殿が特徴的である国宝、 霧島神宮神社 もあります。
創建が6世紀と古い歴史のある神社で、建国神話の主人公であるニニギノミコトを祀っており、御神木は樹齢約800年、高さ35ｍの巨大な杉で、霧島のパワースポットとして知られています。展望所からは桜島や、開聞岳、鹿児島市街地も見渡せる景観の良いスポットです。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10113
鹿児島本土のおすすめ観光スポット
桜島
鹿児島のシンボルの活火山、桜島。
鹿児島にいる間、あちこちから見ることができますが、 鹿児島市街地からフェリーでわずか15分 で訪れることもできます。トレッキングコースのほか、短時間で気軽に観光できるスポットもあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
湯之平展望所 は桜島で観光客が立ち入れる最高地点で、標高373ｍの地点から辺りを一望できる絶景スポットです。
https://www.kagoshima-yokanavi.jp/spot/10025
また、桜島港から徒歩約５分の 桜島溶岩なぎさ公園 では目の前に広がる錦江湾や、後方の桜島を眺めながら、全長約100ｍの足湯を楽しむことができます。無料でほっと一息できる場所としておすすめです。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/11813
仙厳園
鹿児島市吉野町にある仙厳園は、約350年前に築かれた 薩摩藩島津家別邸・大名庭園 で、 世界文化遺産 に登録されている名園です。50,000平方メートルと広大な敷地内には、 4つのテーマに分かれて散策コース が設けられてますので時間や好みに応じて見学を楽しめます。
春から夏にかけての時期には、曲水の庭で和歌を作り、盃でお酒を頂く優雅な宴「曲水の宴」や、明治時代の島津家の端午の節句を復元した、高さ10ｍを超える「五月幟の展示」などのイベントも行われています。
https://www.senganen.jp/
知覧
緑の茶畑が広がる自然豊かな場所で、 薩摩の小京都 と呼ばれている知覧。
趣のある 武家屋敷通り には、昔からの景色や庭園が残り、新緑の頃は特に生垣が青々としていて緑が映えて美しく見えます。日本で一番早い新茶として有名な 知覧茶 を使用したスイーツやグルメなどを食べ歩くこともでき、またお土産屋も多いので散策を楽しむのにおすすめの通りです。
武家屋敷通りの中でも１番人気の観光地は 知覧武家屋敷庭園 です。築山泉水式と6つの枯山水式から成る庭園は国の名勝にも指定され、美しい庭園を見ることができます。
https://chiran-bukeyashiki.com/
平和祈願としてたくさんの桜が植えられた 知覧平和公園 などの見どころもあります。
第二次世界大戦中に大日本帝国陸軍特別攻撃隊の飛行場が置かれた場所で、末期に編成された特別攻撃隊に関する資料を多く展示している歴史博物館、 知覧 特攻平和会館 もあります。歴史に触れたい方には見ごたえのある場所なのでおすすめです。
https://www.chiran-tokkou.jp/
佐多岬
本土最南端の岬 。真っ白い日本最古の灯台がシンボルとなっています。霧島錦江湾国立公園に含まれ、開聞岳や屋久島、種子島を望むこともできる絶景スポットです。
また、佐多岬にある 御崎神社 はソテツの生い茂るジャングルの中にあり、縁結びの神様として人気があります。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/11778
長崎鼻
薩摩半島の最南端の 岬。開聞岳と東シナ海を見渡せる、絶景スポット。
浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられています。海の守り神と知られる 龍宮神社 では浦島太郎と乙姫様が出会った場所としても知られ、こちらもまた縁結びの神様として人気がある場所です。
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/50237
”かごんま”へでかけて、温泉と観光を楽しもう！
きれいな海や島々、火山や温泉など豊かな自然に囲まれた鹿児島県。
この記事では紹介しきれませんでしたが、鹿児島には屋久島や奄美大島をはじめ、素敵な離島がたくさんあります。別記事で鹿児島の離島についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
【第2弾】圧巻の大自然に出会う！鹿児島県のおすすめの離島4選 へ続きます！
出典・参考
yuriname
余暇プランナー
元添乗員、元旅行会社勤務 国内・総合旅行業務取扱管理者 日本47都道府県＆海外37か国の渡航経験があります。 バックパッカー、個人旅行、団体旅行、クルーズ旅行、短期語学留学、ホームステイ、ワーキングホリデー、インターンシップなど様々なかたちで海外旅行・海外滞在を経験してきました。 現在はギリシャ在住です。いろんな視点から旅行の楽しさをご紹介します！