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こんにちは!ライターMiruです。
まだまだ日本では知名度が低いアンマンですが、アンマンはヨルダンの首都です。ヨルダンといえば、ペトラ遺跡や死海などの有名観光地を思い浮かべる方が多いかと思いますが、アンマンも観光地として見どころ満載です。
アンマンは約20つもの丘でなっていて高低差が激しい街ですが、観光地はぎゅっと狭い範囲内におさまっているので、一日で回ることも可能です。 ペトラや死海 などに行かれる方、是非アンマンにも寄ってみませんか?今回はアンマンの観光おすすめスポットを、実際に現地を訪れた筆者が経験を元にご紹介します。
アンマンは治安が比較的良く身の危険は感じませんでしたが、観光客を狙ってタクシーや入場料などを多額に請求してきたり、ガイド無しでは入場できないなど噓をつく人が多いです。そのため事前に相場を把握しておくことをおすすめします。ぼったくっていると感じたらしっかり断りましょう。
また何かの支払い時、オンライン決済がまだ進んでおらずクレジットカードが使用不可である場所もあるので、少しでも 現金を下ろしておくと良いでしょう 。
キング・アブダッラー1世モスク(King Abdullah Mosque)は丘の上に立つブルータイルの青い屋根が特徴で、外観はもちろん、内部のステンドグラスや青い天井、赤い絨毯なども豪華で美しく圧巻です。
*モスクは神聖な場所なので露出の多い服は避け、女性は髪の毛をスカーフなどで隠しましょう。
*観光者は 観光者用の別の入り口 が隣にあるのでそちらを訪ねましょう。
こちらはグランド・モスク(Grand mosque)、または「アルフセイン・モスク」とも呼ばれ、旧市街にあり7世紀に建てられたヨルダンで最も古いモスクの一つです。
* 2023年4月現在は修復工事中 により、中に入ることができません。訪れる前に見学可能かチェックしてください。
様々な時代の遺物が広大な敷地に残されているシタデル(Amman Citadel National Historic Site)は政治や軍事的にとても重要であった場所で、アンマン城塞とも呼ばれます。丘の上にあるので、アンマンの街をぐるりと一望できますよ。
* 入場料:3JOD (約570円/2023年5月3日現在)
ローマ円形劇場(Roman Theater)は、収容人数16000人以上であったといわれ、ローマのコロッセオに次ぐ規模なのだとか。劇場後部まで階段を上ると広場までアンマンの景色を見渡せますよ。古代ローマ時代に建てられたと思えないほど巨大で今もしっかりと残っています。現在は野外コンサート様など様々なイベントにも利用されています。
* 入場料:2JOD (約380円/2023年5月3日現在)
先ほど紹介した「シタデル」内にある博物館がこちらのヨルダン考古学博物館(Jordan Archaeological Museum)です。こちらの博物館は1951年に建てられ、石器時代のものから時代順に様々な出土品が展示されています。しかし新たに新国立博物館ができてから移動させられたものも多いので、シタデルのついでに寄る気持ちでいいかもしれません。
こちらは、先ほど紹介したローマ円形劇場の中にある二つの博物館です。大きさも2室ほどで数十分ほどあればすべて閲覧できます。楽器や、武器、食器など小物が展示されているほか、これまでの人々がどのような暮らしをしていきたか人の模型を使用して展示されています。
*入場料はローマ劇場チケット内に含まれるので払う必要はありません。
新国立博物館(The Jordan Museum)は新市街に2005年にオープンした新しい博物館で、ヨルダンで最大規模です。じっくり見て回ると数時間かかってしまうので、急ぐ場合は見たいものを絞るといいですね。一番の見どころは、 紀元前2世紀の宗教文書である「死海文書」と、世界最古の人形といわれる「アイン・ガザルの双頭胸像」 です。
* 入場料:5JOD (約940円/2023年5月3日現在)
レインボーストリート(Rainbow street)は閑静な高級住宅街のすぐ近くにあり、名前の通りインスタ映えにうってつけのカラフルな装飾や地面や壁にはウォールアートが施された凝っている大通りです。バーやレストランが立ち並び、夜になると特に人で賑わいます。ギフトショップも多いので、お土産選びにもおすすめです。ついついキョロキョロしながら歩いてしまいますが、車の通りや人混みもあるので スリや事故には気を付けて散策しましょう 。
中東の人々はショッピングモールが大好き。街のあちこちに綺麗なモールが見られますが、中でも特に大きく新しいのがこちら「アブダリモール(Abdali mall)」です。ガラス張りの天井から差し込む青空が美しいです。ハイブランドからファストファッションまで幅広い店が並び、レストランやカフェ、スーパーマーケットもあるので便利です。
新市街で一番ハイテクで、ビルが立ち並ぶまるで表参道のような通りがアブダリ通り(Abdali Boulevard)です。古い歴史に触れるのも勿論良いですが、こちらでは現在の最新のアンマンを見ることができますよ。
アブダリ通りに来たら是非行ってほしい有名レストランがこちら。こちらは、 ヨルダン唯一の伝統料理「マンサフ」専門店 です。マンサフは、ヨーグルトで煮たご飯の上にラム肉をのせられた、ヨルダンの国民食です。ご飯とヨーグルトという組み合わせは日本人には驚きですが、折角なので挑戦してみてくださいね。
今回はヨルダンの首都、アンマンのおすすめ観光スポットを紹介しました。アンマンに行かれる際に是非参考にしてみてください!
https://www.veltra.com/jp/mideast/jordan/?sid=1554
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。
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