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前回イタリアを訪れたのはだいぶ前だったため、最初は南へ向かって一旦ローマに行くことにしました。ローマ市内では3ヶ所程史跡・遺跡を見学したいと思っていたのですが、渋滞のために「コロッセオ」だけ見ることに。少しでも早く市内を出たいと思い、東方面へ向かいました。夕方頃到着して、アンコーナ市内の2つ星ホテルで1泊。アンコーナは港湾都市で、港もあります。夕食はホテルの近くのスーパーで買って、部屋で食べました。
早朝にアンコーナのホテルを出発して、北に向いサンマリノ共和国に到着。サンマリノ共和国はイタリア国内にある国なので、公用語はイタリア語。国境の標識はありますが、他の国に来た感じはしませんでした。
サンマリノ共和国では、グアイタ城砦(Rocca o Guaita/Prima Torre)を見学。国内には3つ城砦がありますが、ここが1番古いです。ここからは、サンマリノ市内の景色が一望できます。このスポットの詳細については、こちらのサイトをご覧ください。
https://www.museidistato.sm/primaTorre.html
少し観光した後は、更に北へ向かって、水の都「ベニス」に到着します。休憩もかねて、ここで少し遅めのランチを食べました。ランチを食べたら少し眠くなってきたため、近くで安いホテルを探しました。でも、さすが人気の観光地のためか、全部のホテルが満室のため断念。ベニスから車で30分ぐらいのところにトレヴィーゾという町があり、そこで1泊することにしました。お腹がいっぱいで疲れていたため、午後7時くらいには就寝したと思います。
前日は早く寝たため、早朝に出発。渓谷に囲まれたラモーンの町を通って、ドロミテへ。ドロミテは東アルプス山脈の一部で、世界自然遺産にも登録されています。緑の山々に囲まれた中で、他とは違うゴツゴツした山塊があります。ドロミテには登山やトレッキング目的で訪れる観光客が多いですが、行く途中にバイクツーリングで訪れている6~10人程度のいくつかのグループを見ました。
その後はオーストリアのインスブルックを通って、ドイツのミュンヘン市内へ入ります。ミュンヘン市内も少し渋滞していたため、観光する時間がなくなり、そのままリヒテンシュタインへ。この日は、休憩を入れながらも長い距離を運転していたため、ちょうど空室があったホテルに1泊。
リヒテンシュタインはイタリアと比べると、物価が高いように感じました。私が予約した時は1泊約150ユーロで、夕食と翌日に朝食が付いていました。イタリアのアンコーナやトレヴィーゾでは、その半分程度の料金のホテルに泊まっていたので、料金を知ってびっくりしました。でも、イタリアのホテルは素泊まりだったので、食事を入れるともう少し高くなっていたかもしれません。
ホテルは若い女性が一人で、宿泊客の受付と料理の配膳をしていました。宿泊客がほとんどいなかったため、ここでは朝少しゆっくり過ごすことができました。というのも、最初の3日間は朝食を食べる前に出発していたので、慌ただしくて落ち着く時間がありませんでした。ホテルの周辺を少し見た後は、4時間半ぐらいかけてドイツのマンハイムの町に到着しました。
マンハイムで友人と合流して、友人が案内する車でマンハイム市内の公園とハイデルベルク城を見学しました。ハイデルベルク城はとても美しく、歴史や史跡が好きな私にとっては、とても素敵な場所でした。ハイデルベルク城の案内は、こちらをご覧ください。
https://www.schloss-heidelberg.de/en/
友人と別れた後は、北へ向かって最終目的地のデュッセルドルフに到着。レンタカーを返却して、ロードトリップは無事終わりました。
ロードトリップをしていた際に、心掛けていたことがあります。ここでは、そのいくつかを挙げてみます。
上記に挙げたことを心掛けていたため、実際にしてみて大変だと感じたことや、トラブルはありませんでした。ただ、想定外の渋滞があったため、途中で予定を変更しなければいけなくなり、行きたかったところへ行けなくなったのは少し残念でした。でも、ロードトリップならではのことで、これはこれでいい思い出ができました。
今回はヨーロッパでのロードトリップについて紹介しましたが、最初から外国でロードトリップをするのはちょっと勇気がいると思われる方は、日本国内から始めてみるのもいいと思います。私自身も、最初は日本国内で近場のロードトリップから始めて、次に長距離へ。そして、アメリカやヨーロッパでしました。みなさんも、今度の休暇を利用してロードトリップに出かけてみませんか?行く際には、必ず安全運転でお出かけくださいね。
余暇プランナー
アメリカ合衆国・フロリダ在住の日本語講師兼フリーライター。学生の頃から旅行が好きで、国内はもちろん、海外は25か国以上の国に行きました。渡米後の最初の3年間は、現地レストランでの勤務やツアーガイドを経験。その後は日本語講師になり、多国籍の人達と接してきました。最近ハマッていることは、ペスカタリアン料理めぐり。10年以上前から、ペスカタリアンの食生活を送っています。
【実践編】海外でロードトリップ!経験者が実際のルートや訪れたスポットを紹介<ヨーロッパ>